動物番長
まず、最初にこれは人を選ぶゲームである。特にグラフィックは写実主義横行のポリゴンゲーム界に真っ向から対立するピカソな印象派、その反面ゲーム内容は弱肉強食の世界でより強い子孫を残すために狩をし(されることもある)生き延びる現実バリバリな内容。「せがれいじり」的なアホ丸出しのキャラクター性、全てにおいて弁護しきれない、まさに人を選ぶゲームである。その上であえて言わせてもらえば「DQ」や「FF」等の当時としては認知度の低かったRPGが今日までに発展したような将来性があると言ったら大袈裟か?。クリアーに要する時間も10時間未満であり2週目以降もやることは同じなのになぜか何度でもプレイしてしまうのはこのゲームが訴えるものが深い「印象派」だからか?感受性の高い子供や理解ある大人に向けて星5つ、知的な現代人に向けて星2つってところかな。