AMD PhenomII X2 555BE HDZ555WFGMBOX
以下の構成で自作しました。
CPU : Phenom'U×2 555BE
MB : M4A88TD-M EVO/USB3
Memory : DDR3 W3U1333Q-4G DDR3 PC3-10600 CL9
OS : Windows7 Ultimate 64bit
コアアンロックで、3コア化。
オートチューニングで。3.7GHzで常用してます。
残念ながら、4コア化は出来ませんでした。
3rdコアがつぶれていたようで、全コアアンロックすると、
OSが起動しなくなりました。
アンロックは、BIOSの設定で、"CPU Core Activation"を"Manual"にして、
2nd core [on]
3rd core [off]
4th core [on]
5th core [off]
6th core [off] (5th,6thはonにしても認識されません。)
上記設定で、問題無く動作出来るようになりました。
デバイスマネージャーでも3core分認識してます。
L3キャッシュも6MB認識しました。(BIOS上で確認)
Windowsのエクスペリエンスインデックスは、以下の通り。
2core(デフォルト) 3core化後
プロセッサ 6.6 7.1
メモリ 7.4 7.6
グラフィックス 4.7 4.6
ゲーム用 5.6 5.6
プライマリHD 5.9 5.9
正直、体感ではほとんど差はありませんでしたが、
3core化出来たときはちょっと感動しました。
Phenom'U×4も結構値段が下がっているので、
コストパフォーマンスや安定性を考えると、
ちょっとどうかな?という気もしますが、
このギャンブル性はなかなか楽しかったです。
AMD Phenom II X4 955 TDP 95W HDX955WFGMBOX
3Dゲームで処理落ちするのでAthlon2X2_250から換えてみた。
結果として処理落ちが激減したので効果があった様だ。クロックは200MHz上がっただけなのだが、内部構造のちょっとした違いの効果が見て取れた。
起動やアプリケーションの立ち上げなどでも「ん?」程度には速くなっている。発熱もゲーム以外ではAthlon2X2_250と大して変わらない。つまり普段の動作では廃熱的には大差なく、Athlon2を動かせるケースの冷却力ならほとんどの場合大丈夫だろうと思われる。
値段も安く、対費用効果は非常に高い。マザーがサポートしているならこのCPUを買うのは非常に理にかなっている。旧世代のAthlon等をAM3対応板で使っているならTDPが気にならない人にPhenom2はオススメだ。
PCのCPUはここ10年徐々にTDPが高くなっている。昨今の電力事情を考えたらPhenom2を使うのであれば、省電力性能の高いマザーとのセットで使うことを考慮したい。実測でも日常的な用途やオフィス的な用途でIntelの同価格帯のPCの方が省電力かつ速度も速い。そういう意味では安いからと言って相対評価であるコストパフォーマンスが高いとはいえないだろう。電力あたりの性能や実性能自体で劣るが、コスト的には良好。
パフォーマンスは具体的にインテルより低いがCore2Quad程度の速度を得られる。Corei5との比較では実省電力性能でも実パフォーマンスでも全く歯が立たないが、一式の価格をグンと下げることができる点で一考の余地を与えてくれる。
そういうわけで、色々悩みどころが多いCPUでもある。すでにアップグレード可能な環境であれば断然オススメで、Core2Quad相当の速さを維持しつつ、コスト的にintelプラットフォームでは絶対に覆せない程に低くすることができる。対応マザーを使用しているのであれば是非アップグレードパスを使い切ってほしい。
AMD PhenomII X4 960T TDP 95W 3.0GHz×4 HD96ZTWFGRBOX
うちのメインマシンは、3年くらい前のAM2+マザーでコアアンロック機能がないので、
4コアで限界までOCして使おうと思って購入。
クーラーも峰2使用で、Max 4GHz/電圧1.4125V、Min 800MHz/0.975V で1ヶ月常用してます。
※電圧は4GHz/800MHz時ともに下がる余地ありな気がします。
5050eからのアップグレードで、体感的にはかなり快適になったと思います。
性能面でのコスパは文句なしだけど、
付属のクーラーがかなり甲高い音でうるさいので星1つ減点。