Mother Goose: Old Nursery Rhymes (Wordsworth Collection)
安さにひかれて買い、絵は入ってないだろうなと思ってたのですが、白黒の絵が全ページにふんだんに取り入れられてたので、嬉しかったです。外国の文庫本は、日本と違い、中の紙が、ざら半紙なので、月日が経つと急激に色褪せてしまうのではないかと心配になり、そう考えるとハードカバーの本の方がいいような気がしますが、マザー・グースの入門書として使える本だと思います。
HOLIDAYS IN THE SUN【初回生産限定盤】CD+DVD
夏らしいアルバムっていうコンセプトは満たしているので、聴いていて心地よいです
でもYUIのアルバムとしては聴けないかな
YUI独特の世界観がハッキリしているI know や Tomorrow`s wayのような心から泣ける歌が聴きたかったです
ただアルバム中のシングルはなかなかのもんです
次回はYUIのROCK、陰のある世界観を感じたいです
MOTHER
このアルバムの復刻のためにどれだけの人が力を尽くしたのでしょうか。みんな総フライングマンとなって頑張ってくれた、その賜物なのですね。ただひたすら享受するだけの自分が、ホント恥ずかしいです。どの曲も、ほんとすばらしい。何か理想にみちてて、意欲を感じて・・・特に、10のEight Melodies、泣きそうです、美しいです。それになんていうのだろう、いつか昔、好きなアーティストのアルバムが店頭で平積みされててるその一番上を、試聴もせず信じて買えた頃の喜びさえも甦ってくるようです。聴いてるだけで、僕も何かしなくちゃ!って触発されました。また明日からもこれ聴いて頑張りたいです。
Mother [DVD]
親子それも‘母と子’にフォーカスした久しぶりに鑑賞に耐えうる作品です。
豊かな演技陣のムダのない緊迫した画面にグイグイ引き込まれてしまいます。
勿論、‘子役’の女の子も素晴らしいのですが殊に、田中裕子さんや松雪泰子さんの
秀逸な演技は言葉に出来ない母性の‘絆’のようなものをその行間に表現して
余りあるものです。
初回を観て、ただただショックでした・・・・。
‘親による虐待’という日常の狂気、今この時でさえ、何人のこどもたちが
声にならない声を上げているのでしょう?
痛ましい虐待をしてしまうのも、その虐待からこどもを救えるのも
本作のテーマでもある‘母性’なのでしょう。「母と子」というこの余りにも
普遍的な関係は‘筋書きのないドラマ’そのものである事を改めて本作から
インスパイアされた気がします。
本作の脚本は坂元裕二氏。一世を風靡した出世作「東京ラブ・ストーリー」は
私もほぼリアルタイムの世代でした。日本はバブル絶好調。恋愛もシゴトも
24時間が当たり前、坂元氏の名前を当時の記憶と共に懐かしく思い出しましたね。
本作の成功は坂元氏の出色の脚本がその元になっている事は明白です。
脚本がしっかりしていれば、これだけの作品がまだまだ作れる事の証です。
この作品を観終わると、つい寝息をたてている息子の寝顔を覗いてしまいます。
出演者をはじめとした製作関係者のみなさんに心から感謝しています。
造り手の真摯な姿勢の感じられる、心に残る素晴らしい作品でした。
バリューセレクション MOTHER 1+2
ゲームボーイアドバンスで初めてプレイした者の一人です。
このゲームを高評価する人は、昔からの思い入れのある方々がたくさんいらっしゃると思います。
幼い頃ファミコン等には縁がなく、初めてやったRPGはPSの「ファイナルファンタジー8」。すぐPS2が発売され、以来流麗な画面の最新ゲームを楽しんできました。
そんな世代の私が初プレイ時、「なんて新しいんだ」と感じました。
NPCのくせに、軽妙に、ときに鋭いユーモアをもって語りかけてくる人々。可愛らしい造形のドット絵。アメリカ・イメージを散りばめた、早く次のマップが見たいと思わせる魅力的な町。感性に訴えかける、心の深いところにそっともぐり込んでくるシナリオ。あたたかさとぞっとするような暗さの同居。
20年近く前に発売された作品に、アドバンスの暗い液晶を覗き込みながら常に驚きを感じ、目が潤みました。
ノスタルジーは人の心を強く動かします。推測でしかありませんが、この作品は当時からなつかしさと新しさを同居させてきたのではないでしょうか?
非常に感覚的な作品だと思います。だから肌にあうあわない・好き嫌い・絶賛批判が多くあると思います。けれどそれを別にしても。明らかに日本のRPGで独特の位置をもつ作品。
私は、とても好きです。
不思議に、静かに胸を揺さぶられるような感覚は、数多くあるゲームの中でもなかなか得難いものです。
気軽に手を出せる値段ですし、GBAやNDSをお持ちの方には強くお勧めします。