大日本オサカナ株式会社 (朝日文庫)
'99年に発売された発奮忘食対談の再文庫化。
そちらも持っているのですが、如何せんアマゾンさんでは内容まで確認できずに購入してしまいました。
とはいえショージ君の丸かじりシリーズが、何度読み直しても面白いと思える人にはまぁいいんじゃないでしょうか。
…と、無理やり自分を納得させました。
何度読んでも面白いのは事実ですが、840円ですからね…さすがにちょっと。
追加の対談分だけでは、元は取れないかも。
そうだ、ローカル線、ソースカツ丼 (文春文庫)
出ました!東海林さだお先生の新刊が!
昨日見た「美しき青木ドナウ」で
ハードカバー本vs文庫本で対決していたが
やはりハードカバーより文庫はあとの方がいいのだ。
まずはハードカバーで初読み。
文庫化したあと再び購入、再読。
この流れがイイのだ。
それはさておき、お年を召した東海林先生の探究心は
留まるところが無い!
「無目的で新幹線に乗る」「無目的でバスに乗る」
目的が有るとダメなので、あれもダメこれもダメと
制約が多くて、のんびりしてるハズが逆に締め付け厳しい。
やりたくてやってるのに苦しんでいる先生w
なのに、楽しかったと言い切るww
流石だ!食べ物だけではなく紀行物もまだまだ筆衰えぬ!
ネタバレにならない程度の今回の面白キーワードを記しておこう。
「そうだ、京都に嫌がらせに行こう」
「保安官」
「無断怒鳴りつけ権」
「おかず力」
「では、まず、そのガイド女をぶちのめして・・・」
「大戸屋は外れが無い馬券を買うみたいでツマンナイ」
「もう少しバスに乗りたい」
さあ、あなたもこの本が読みたくなったであろうか?