生物時計はなぜリズムを刻むのか
目覚まし時計がなくても毎日ほとんど同じ時間に目が覚めたり,海外旅行に行くと時差ぼけになったりと体の中に時計を持っているというのはよく実感するところですが,そのメカニズムをじっくりと解説したものです.
脳の中にリズムを作り出す器官があり,その周期を24時間に調節するのには遺伝子も関係しているとのこと.そのメカニズムは本当に驚きで,まさに生命の神秘です.この周期を調節するのには光が関係しているようで,時差ぼけを解消するためには日光に当たりなさいとよく言われますが,むやみやたらに日光に当たればよいというわけではないようです.これはちょっと収穫でした.
少しボリュームがありますが,是非どうぞ.
青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ
山ほどあるカーペンターズのベスト盤のどれもがカレン存命当時のオリジナル音源ではなく、一人残されたリチャードが楽器を加えてみたり、アレンジを換えてみたり、手を加えている楽曲が数多く収録されています。
オリジナルを知っているとやはり違和感があります。それより不満なのはボーカルの加工です。専門的なことはわかりませんが、エコーをかなり加えています。せっかくのカレンの美声が輪郭を失い、表情がぼやけてしまっていて、聴くに耐えません。
ベスト盤でしかカーペンターズを聴いたことの無い方は、ぜひオリジナル盤と聴き比べてください。カレンの本当の歌声が聴けます。
ジョージ・ハリスン & フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (通常版) [DVD]
中学生の時、お年玉をためて三枚組のLPを買いました。
大学生の時、三鷹の映画館で見ました。
就職してLDを買いました。
LDの機械が壊れた今、今度はDVDです。
何度買っても後悔しないものの一つです。
クラプトン、かっこいいです。ディラン、若いです。レオン・ラッセル、渋いです。ビリー・プレストン、熱いです。リンゴ・スター、相変わらずです。カール・レイドル、合掌です。
そしてジョージ、最高にかっこいいです。
あの時の、長髪で白いスーツ姿のジョージが、いちばんかっこいいロックミュージシャンだと、今でも思っています。
ジョージ・ハリスン & フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (初回限定版) [DVD]
誰のファンであるかによって色々見方はあるでしょうが、某レコスケくんが
言っているように冒頭のリハシーンでのレオン→ジョージ→ジェシー・デイビスの
煙草の火のリレーは本当に泣ける。
私はディランに興味があるため、彼のシーンが最も印象深い。
昼の部とは全然違う3拍子の「激しい雨〜」を始めるディラン。
あせるレオン・ラッセルとリンゴ。でもすぐに立ち直るレオンはさすがだ。
これだけのバックがついているのにスポットライトもカメラもディランしか
写さないというところに当時のディランの位置付けがあるのだろう。
逆にクラプトンは自分の方から徹底的にライトがあたることを嫌う。
これも当時の彼の置かれた立場をまきまえた言動だろう。
ボーナスの映像や未発表シーンも非常に面白いし、本編そのものの映像・音も
非常にきれいで評価できるものだろう。
おまけもいろいろ入っており、出演者の誰かのファンならこのデラックス版を
買うのはマストでしょう。
Leon Russell
レオン・ラッセルの、この傑作ファースト・アルバムは1曲目の 「 Song for You 」が特に有名ですが、個人的には、「11. Roll Away the Stone 」が滅茶苦茶好きで、いつも聴いた瞬間、かっこよすぎて理性を無くしてしまいます。それから、「4. Shoot Out on the Plantation 」のベース演奏は恐らくアラン・スペナーと思われ、アランのぶっとく切れのあるベース・プレイに、レオンの粘着力たっぷりのヴォーカルが絡みついて、この曲もとってもかっこいいです。皆さん、是非聴いてください。