カッコカワイイ宣言! 3 (ジャンプコミックス)
地獄のミサワの作品は、面白いのはとことん面白く、
そうでなければとことんつまらない。そんな落差があるのですが
今回はかなり安定していて、ミサワ節もきいていたので
笑える話が多かったです。相づちが下手な話は最高でした。
ガムの話は三コマ目の絵と台詞だけで爆笑ものです。
センパイの話が切りの悪いところで終わったのですが、
次巻に続くってことですかね。片桐さんが誰なのかは
もう間違いないと思うのですが、センパイとどう絡むのか想像しただけで
笑えてしまうから不思議です。センパイがどうなってしまうのか早く知りたいwwww
カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)
極限までツッコミを削った謎すぎるギャグ漫画。新しすぎる。
はっきり言って笑えない人には全く笑えないしイラっとするだけだと思われるが、面白い。ギャグ漫画なのに笑いより先にイラっとする(褒めている)。私は終始ほくそ笑みながら楽しみました。
もう少し真面目にレビューすると、この地獄のミサワ先生のネタの方向性について、ネットで出回りまくってる
「実質2時間しか寝てねーからつれーわー」
「今軟水しかないけどいい?」
「あーこの動画2年くらい前に流行ってたよね 2年くらい前に見たわ」
以上のような「あーいるいるこういうウゼーやつwwww」的な方向で捉えるのは少し間違っています。このコミックスには「あるある」はありません。ほぼ全てが「こんなやついねーよwwwうぜぇwww」というノリのウザキャラばかりです。かの有名なブログ「女に惚れさす名言集」に目を通して見て面白いと思えなかったら素直に買うのをやめましょう。
あとこれは作風なのでしょうがはっきり言って画は手抜きです。下手くそではなくて手抜きです。はみ出た線をホワイト修正すらしてません。線の太さもバラバラだし、よくもまぁ天下の集英社がこんなマンガを載せたものです。なお断っておきますが私はこの点について否定的な評価は一切しません。これがこの作者の味でしょう。
最後に、僭越ながらこのコミックスの読み方について少々意見を述べます。
コミックスを買って気づいたのですが、やはりこの作者の魅力が一番端的に表れるのは、ブログで平日に更新しているような「一コママンガ」だと思いました。たとえわずか1冊であっても、この作風のネタで100ページ以上を続けて読むと、一体世の中の何が面白くて何が笑えるのかわからなくなってきます。買ったとしても1回の連載分ずつ分けて読むべきだと思います。ほぼ確実に息切れします。
あと、間違いなく賞味期限の短いマンガだと思うので、買うなら話題性があるうちに買うべきだと思います。
剣と魔法と学園モノ。設定画集
今まで出る事が無かったととものシリーズの設定画集という事で購入しましたが
やや中途半端な出来だと感じました。
理由は
■キャラの立ち絵が中心なのにほとんどが小さく表示されている事
世界設定など攻略本などでも紹介されてた資料は一切無く線画も含め
キャラの立ち絵のみ(4コマと使用されたイラスト除く)なのですが
詰め込み過ぎたせいで小さく感じました
■キャラ以外ほかの設定が一切無く資料としては微妙である事
上でも書きましたが色々設定があったのに省いてしまったのは正直残念だった
■画集としても微妙であり画像も小さい物があること
載ってるのは3などのオマケ冊子にも載ってたイラスト等ですが
ページの関係なのか物によって(テレカ用等)小さくされてるのが残念だった
それに加えキャライラストが7割に対し画集2割、4コマ1割というページ配分な為
画集目当てとして購入するとかなりがっかりされてしまうかも
正直それ以外にも値段が内容に反しやや高い感じがしました
やはり同額程度の他の資料画集に比べると首をかしげる程度でしたので・・・
中途半端ではなく設定資料なら設定資料画集なら画集と分けたほうが
いい物が出来たのではないかと感じたので★を3にした次第です
でも今までのまとめだけあってキャラの立ち絵は豊富なので見てて面白いです
あの絵が好きって人や世界設定や細かい設定に興味は無いって人には良いかもしれません。