よみがえる空-RESCUE WINGS-mission 3 [DVD]
第5話「必要なこと」、第6話「Bright Side of Life(前編)」
を収録。
第5話は一宏がホバリング訓練中メディックの指示通り機を動かせず、
先輩パイロットから叱責を受けているのを見かねた本郷三佐が、
彼にメディックの訓練参加するよう命じたエピソード。
着任早々の救難任務、恋人との交流と来て、
救難隊の日常的な場面が描かれています。
メディックとの合同訓練場面では、また久保曹長がベテランの魅力を
出しています。
第6話はイーグルドライバーだった本郷三佐の過去と、実家に帰省した
一宏が中心に描かれています。
この6話から7話にかけるイーグルドライバーに未練を持つ一宏の
多少の心情の変化がポイントになっています。
シリーズの半ばと来て、ストーリーの動かし方が一宏の心情と
自然に連動していて、ムラのない物語作りを感じます。
TVアニメ「よみがえる空 -RESCUE WINGS-」ED&挿入歌集
それぞれのメンバーのフーチャリングが最近乏しくてソロ曲が集まったみにアルバムが発売されたのは嬉しい限りです。
曲自体も一つ一つが個性豊かでメンバーの色がよく分かります。
(影山調バラード→遠藤ポップス→きただにブルース、福山ロック)
しかし、その曲はそれぞれのミュージシャンの楽曲といった感じ。一人が担当している曲を自分で作詞作曲(福山氏の場合、作詞は奥さんで作曲編曲は本人)しており、且つコーラスも他のJAMメンバーは参加していない。
なのであまり「JAM名義の楽曲にする意味がほとんどない一枚」といった感想です。一応アルバムなのにあまり曲の流れにまとまりもありませんしね。
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission 2 [DVD]
よみがえる空 2巻、前半は、災害派遣での初の出動に戸惑い、迷い
苦しむ主人公の姿が痛いです。でもこれは、救難の現場では確実に起こりうる事なのです。自分も現職の時 レスキューの部隊の方から資料として、外国の輸送船から、ロープで救助する、シーンを、現職の方が
現場で写したものですが、この作品は、その様な場面を見事に再現していてまだ、新米の主人公に大きな壁として立ちはだかります。
しかし、次の回の話では、主人公の休日、恋人が来て、お互いすれ違いながらも、人を救うのは、また別の人間であり、人とはどういうものか、考えさせてくれる、作品と自分は受け取りました。
皆さんも是非一度手に取り、その目で確かめてください。
『よみがえる空 -RESCUE WINGS』公式ガイドブック 航空自衛隊 航空救難団の実力 (ホビージャパンMOOK 214)
本全体の中のおよそ前半3分の1程度がアニメの設定資料や声優さんのインタビューなどで、後半は航空救難団に関する情報や救難隊所属の方々へのインタビューで占められています。
航空救難団の資料としてみると、素人目から見た感想としては非常に充実していると思います。アニメDVDでも救難団に関する資料や救難隊への方々のインタビューはありましたが、それ以上に充実しています。そういう方面に興味がある方にはお勧めだと思います。
ただ、アニメとしての『よみがえる空』に関するガイドブックとしては個人的に少々物足りない感じ。そういうわけで星は4つ。