コラソンスペシャル 谷村新司リサイタル ’91 [DVD]
名曲CORAZONが入っている貴重な価値あるDVDです。
アリス時代とソロ時代の2種類の曲が聴けます。
非常にすばらしく、音楽性豊かなものとなっています。
聴きごたえ十分で、鳥肌ものです。
セイ!ヤング&オールナイトニッポン70年代深夜放送伝説
いやぁ〜、懐かしい!
1959年生まれの評者の70年代は、多感な(?)中高生時代。ぶっちゃけると、いちばんよく聴いていたのはパック・イン・ミュージックなのだけれど(汗)、もちろんセイ・ヤングもオールナイトニッポンも守備範囲内。親の目と耳を盗んでは下ネタに赤面し、興奮もしていたっけ(笑)。
当時のパーソナリティーへのロングインタビューが満載。あのころの情熱や感動が生々しく蘇ると同時に、良きものが失われたことも痛感させられる。
彼らが異口同音に語る話で、3つ、印象深いことがある。
ひとつめ。若者の閉塞感や暴発しがちなエネルギーを上手に受け止められるひとや場所が失われた。パーソナリティーたちは、投書のハガキに共感しつつも、人生の先輩として、兄貴あるいは姉貴として、含蓄ある励ましや導きをくれたものだ。そんな場が、たしかに現代にはなくなったなと感じる。
ふたつめ。ひとの言葉から気配りや温かみが失われた。ネットやケータイの、メール、チャット、BBSなど、音色や感情がまるで伝わらない、伝えられないツールが増え、字面の持つ直截的な意味や雰囲気だけが、何のオブラートもなく一直線に無表情のまま突き刺さり、平気で傷つけるようになった。
みっつめ。限度が弁えられなくなった。何をどこまでやればどんなことが起きるか、想像もしない、できないまま突っ走っては、取り返しのつかない悲惨な結末を迎えてしまうことが増えた。
あのころはよかった、とか、今は何もかもダメだ、などと偏見だらけの極論をぶるつもりは毛頭ない。でも、あのときの熱い滾りの中に、だからこそ見習うべきものが、たしかにあった、と、あらためて気付かされたことだけは間違いない。
当世の若者でも、このひとのファンだ、というパーソナリティーはいると思う。そのひとの言葉にだけでもいい、ぜひ耳を傾けてほしい。感じるもの、得られるものがきっとあるはずだ。
大集合! 青春のフォークソング [DVD]
凄い選曲だ、凄すぎる。
山谷ブルースにはチャンピョンをもってきて、ボディにしみる。
チューリップのアップリケにオリビアを聴きながらを連続したら
脳天ふらふら。
山崎ハコにダカーポが同じディスクに、、、ほぼ昇天。
コアでディープなマニアも押さえつつ、青春の甘酸っぱさに
涙できる思い出カラオケ要員も満載。
封印したはずの、長髪時代に思いをはせながら
皆で酒の肴にしたい感涙の逸品である。
Shinji Tanimura with PIANO MY NOTE
アーティスト活動40周年特別企画第1弾アルバムです。
近年「シンプルな歌の伝え方を心掛けてきた」というチンペイさんが、声の魅力を際立たせるために、ピアノとヴォーカルのみで構成したベストアルバムです。
通常のベストアルバムやリメイクベストとは一味違った新たな試みで、名曲たちを気分を変えて聴き込める一枚です。
そのぶん、ヘビーローテーションには不向きかもしれませんが、ファンなら手元に置いておきたいですね。
ボーナストラックの『風の子守歌』は石井竜也さんとのデュエットではなく、チンペイさんのソロバージョンとなっています。
「NOTE」とは「音符」のこと。
次は『Shinji Tanimura with Guitar MY NOTE』を聴いてみたくなりました。