鮎川麻弥夢色チェイサー（本人出演）鮎川麻弥モバイル

鮎川麻弥パーフェクト・ベスト

もし、鮎川麻弥さんのアルバムを購入するなら、在庫があればReply~MAMI AYUKAWA 25th Anniversary Best Album~(DVD付)の購入を強くお薦めします。ただ、もっと気楽に鮎川麻弥さんの代表曲を聴きたいという方には、こちらもお薦めです。

今回のアルバムは、キングレコードに所属していた往年の名歌手のベスト・アルバムをシリーズ化して売り出そうというもので、鮎川麻弥コレクションやビューティ・パワー・スーパー・セレクション / 鮎川麻弥べストと同じ趣旨のものであるといえます。

ただ、「コレクション」や「ビューティー」はＣＤ自体の出来は良いものの、単に歌詞が書いてあるだけという付属のブックレットに、レコード会社の気持ちの無さが表われていました。

この点、今回はジャケットとして鮎川さんのカラー写真が2枚と中にも小さな白黒写真が3枚載っていたり、見開き2ページで鈴木啓之さんが丁寧な解説を書いていたりと、微妙に豪華になっています。

しかも、このＣＤでは、ほぼリリース順に曲が並べられているため、アニソンとオリジナル曲がバランスよく配置されています。それに、オリジナル曲もアニソンと同様にアップ・テンポで前向きな曲が多いので、結果として「25周年アルバム」より通してアニソンを聴き易くなっていると思います。

もっとも、「パーフェクト」とは言ってもキングレコードに録音した曲しか入っていません。その後、鮎川さんはＥＭＩに移籍して1枚だけオリジナル・アルバムの「１０１番目の恋」を制作しています。このＣＤ自体は廃盤になっていますが、便利な時代になったもので、なんと！ＭＰ３でダウンロード販売鮎川麻弥アルバム１０１番目の恋されていました。

全曲を視聴できて、1曲だけでも購入できるようなので、気に入った曲があったら試しにダウンロードしてみるのも面白いかもしれません。

機動戦士Zガンダム SPECIAL

Ｚガンダムで使われた全ての楽曲を集めたＣＤです。

ファンには嬉しいことに、このＣＤはストーリーに沿った絶妙の曲構成になっていて、ＣＤを聴いているとＺの様々な名場面が思い出されます。アムロの苦しみ、カミーユとフォウの出会い、カミーユを宇宙へ送るフォウ、Ｚガンダムの登場、シロッコとサラ、永遠のフォウ、グリプス２での最後の死闘、ＣＤを聴き終わった時には圧倒的なカタルシスが訪れます。

悲劇的結末を迎えたＺガンダムですが、聴き返してみると悲哀に満ちた曲が多いことに気付きます。ディスク１の１８ａの『フォウの決意』、２の１３ｃの『雪原にて』などなど、特に２の１６ａのピアノソロ『シロッコとサラ』と、２の２０の『終結-水の星へ愛をこめて-』は、悲しい最期を遂げた人々!の曲で、胸をうがつような悲哀の深さ。時の涙をみる、というＺの物語を、三枝さんは音楽で表現しきっています。

もういちど、心の中でＺの物語を想い返してみたくなるＣＤです。本当に美しい曲が多いので、ファンでなくてもおすすめです（余談ですが、ディスク１の１６ａ『アムロ・レイ』は、某レンズメーカーのＣＭで使われてました。やはり、曲そのものが美しいからだと思います）。

GUNDAM-SINGLES HISTORY-3

1995~1998年にかけて展開された3つのガンダムの主題歌が収録されています。どの曲も非常にメロディアスで力強いのが印象的。歌詞カードには、収録曲全ての発売当時のジャケット写真が掲載されており、聴いて、見て、懐かしさを覚えます。個人的に嬉しかったのはガンダムＷのラジオドラマ主題歌である「MIND EDUCATION」が収録されていたこと。隠れた名曲ですが、本編や映画では使用されておりませんので音源をお持ちでない方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。ボーナストラックを除けば曲数はそんなに多くはありませんが、この充実した内容なら買いです。

エルガイム -Time for L-GAIM-/風のノー・リプライ

ガンダムとかも流行っていたと記憶しているのですが、わたくしは「エルガイム派」でした。洗練されたＭＩＯ姉様の、迫力あるボイス！！　英語の発音させたら日本一やねえ。思春期のハートに直撃しました！！　もう、この番組、この曲を聴いたら、当時勉強や将来のことなんか吹っ飛んで、コピー本ばかり作っていました。そんな思い出もあり、速攻購入いたしました。現在、Windows Media Player と、Sonic Stageに入れて、ほぼ毎日のように聴いています……３０半ば過ぎたオッサンになっても……いいなあ、これ……。欲を言えば「スターライトシャワー」（ＥＤテーマ）も入れて欲しかったといえば、そうなんですが……。