世界侵略:ロサンゼルス決戦 [Blu-ray]
70年以前(ニューシネマ登場前)の古典的
プロパガンダ戦争映画です。かつては国威発揚、
現代にこれを制作する意図が読みきれません。
(ビルに居残った民間人の人種構成、その後の
描き方など、意図を深読みするとあまりに怖いので
あえて避けたい)
ジョン・ウエインやヘンリー・フォンダを知ら
ない世代には新鮮な話にうつるのでしょうか、
世界侵略:ロサンゼルス決戦 [DVD]
内容は、地球に大量の隕石が大都市に近い海に落下。しかしそれらの動きが、自然でないと考えた米国は軍隊に出動を要請するのでした・・
宇宙人の攻撃歩兵部隊に掌握されたロサンゼルス。脱出できなかった民間人を救出すべく派遣された海兵隊員たちは民間人を救出して脱出できるのか、また敵の司令部は破壊できるのか・・という内容です。
見るまでは正直あまり期待していませんでした。しかし、開始15分あたりから銃撃戦(敵はレーザーみたいなのを撃ってくる)が始まると、ほとんど最後までノンストップで戦闘シーンが持続するというのには驚きでした。
しかも、大体この手の戦闘ものは、戦闘シーンが夜が多く、なにがどうなっているのやらさっぱりわからなかったものが多かったですが、これはほとんどの戦闘シーンが昼と朝でしっかりと見え、かつCGもよくできていてグッドでした。
さらに、この手の映画は、歩兵、空軍、海軍、民間人、政府要人など視点があちこちに飛ぶのが普通で、そのたびにテンションが途切れるものが多かったのですが、これは最前線の、しかも歩兵の視点のみに徹底しているところから、ブラックホークダウンのような緊張感が最後まで持続するところもよかったです。
この手の映画で、これだけ長時間の戦闘シーンに拘った映画はなかったような気がします。
最前線の歩兵戦闘ものが好きな方におすすめです。
映画に色々な要素を求める方には全くおすすめできません。
ハマる人のみ凄くハマる、とってもニッチな映画です・・
Libra Scale
たび重なる発売延期を経てやっと発表されたNE-YOの4作目。
発売前の情報として耳に入っていた通り、かなりMichael Jacksonを意識した作品になっています。
What Have I Done?なんて、曲調といい、歌い回しといい、めっちゃMichaelをほうふつさせます。
いいです。
過去のNE-YOの曲についてあくまで個人的な好みの話ですが、アップ系の曲は好き、
スロウ系の曲はなんとなく退屈、とけっこう好き嫌いがはっきりしていました。
が、この作品は、アルバムを通しほぼミディアムテンポの曲で統一されており、
曲を飛ばすことなく最後までいっきに聴き終えてしまいます。
(オリジナル盤は10曲しか入っていないということもあるのですが・・)
聞くところによると、NE-YO本人はこのアルバムにかなりの思い入れがあるとのこと。
その思い、アルバム全体からひしひしと伝わってきます。
力作です。
ちなみに、Champagne LifeはPV等で発売前に聴けたヴァージョンとはやや異なります。