To Gates of Blasphemous Fire
ウクライナのブラックメタルバンド、ノクターナル・モータムの2nd。1997作
今回は1曲目からバトルな雰囲気で、アグレッシブ度がアップ。
いかにもブラックメタル的に疾走していて、かなりEMPERORっぽい。
音質の悪さは相変わらずで、EMPERORの1st並み(かそれ以下)だが、
このかもしだす「本物」の雰囲気こそ何にも変えがたい魅力となっている。
とんでもなくチープなジャケと怪しいメンバーのイラストが、いかにもアンダーグラウンドで
健常なリスナーからは嫌悪の対象となるかもしれないが、
シンフォブラックとしてのクオリティは(音質を除いて)かなり高いと思われる。
Lunar Poetry
ウクライナのブラックメタルバンド、ノクターナル・モータムのアルバム。
1st前のデモをCD化したもので、ツインキーボードによるシンフォニックな音像と
こもり気味の音質とが一種幽玄な雰囲気をかもしだしている。
EMPERORの1stあたりにも似た、チープだがどこか土着的な禍々しさを感じるが
こちらの方がより民族的な土臭さが漂っていて、そこが魅力なのだと思う。
Nechrist
ウクライナ出身のシンフォニックブラックバンドです。
民族音楽を多用していて個性的でけっこう面白いです。
ボーカルが巻き舌でプルルルルルヤッハッハーと歌っている所は思わず笑ってしまいました。
ただ民族音楽がけっこう強くなりブラックメタル色が薄れてしまったと感じました。民族音楽を取り入れてるというよりか民族音楽とブラックメタルの融合という感じです。
この作品は合わない人もいると思いますが僕は気に入りました。
ぜひ聞いてみてください
Goat Horns
ウクライナのシンフォニックブラックのブラック。
在庫がなく貴重なためかやたら評価が高いこの作品ですが、個人的にそこまでよさは感じなかった。 確かにメロディーは良いのだが、それを担っているのがほとんどキーボードといのはイマイチピンとこない。つまりギターの主張が弱すぎるのである。あと疾走する曲が欲しかった。とはいえキーボードが奏でるメロディーは素晴らしく、ファンタジーな世界に浸れるだろう。FearOfEternityに似てます。
これを買うんだったらカセットテープ音源デモ(LunarPoetry)の方をお薦めします。メロデス的だがギターのメロディーが素晴らしく、キーボードも光ってます。