planetarianドラマCD最終章 「星の人」
前2巻と価格は同じですが、本巻のみディスク2枚組となっています。1枚目にはゲーム(便宜上こう表現します)本編にまつわる重要なキーワードが含まれている「星の人」を収録。大筋は本編の小説本にある同名の物語と同じですが、「星の人」が子供たちにプラネタリウムの星を見せながらいろいろなことを教える場面や、彼が天国へ召される場面が大幅に拡張されています。また、後者では「特別ゲスト」を登場させるなど、なかなかニクい演出をしてくれています。収録時間は規格ギリギリの76分とタップリ。
続く2枚目には、小説本の最後を締めくくる「チルシスとアマント」を収録。本編とは直接関係しませんが、双子(ということにしておきます)の「チルシス」と「アマント」のやりとりを描いた、微笑ましくも悲しいお話。あくまで想像ですが、時代的には「星の人」が天国へ召されてからずっと後のことでしょう。朗読という性質上、内容は小説本とほぼ(一部言い回しを変えたりしてあります)一字一句同じです。
本巻は前2巻よりお得感があり、制作側の意欲も感じられる一方で、「チルシスとアマント」を朗読で済ませたあたりは、最後の最後になって手を抜いたのではないかという意地悪な見方もできます。とはいえ、その朗読自体は結構いい味を出しているので、十分満足できるものと思います。惜しむらくは品質管理が甘い点で、盤面に軽微な擦り傷が見つかりました。これは減点。
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ 東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版
チャリティーを理由に購入しましたが、ゲーム自体も素晴らしい作品でした。
シナリオは短く、私は3〜4時間でクリアしましたが、その分濃密な内容だと思います。
テーマであるプラネタリウムの描写が綺麗でした。
ですが、この作品を通じて感じる事は他にもあるのではないでしょうか。
planetarian ドラマCD 第二章 「エルサレム」
全3巻の中で唯一、すべてを通してゲーム(便宜上このように表現します)本編と直接つながりのない話です。内容的には、ただ単に本編付属の小説本にある「エルサレム」を約60分にまとめただけという感じで、オリジナル要素や演出上の工夫は特に見られません。
あと、エピローグで挿入歌が流れるのですが、その音づくりは極めて稚拙です。高音域が大変耳障りなのはご愛敬として、本来スローでメリハリのある楽曲であるにもかかわらず、聴感上の音圧を上げるためか、某アニメ作品に出てきたキャベツよろしく、強弱のない「のっぺらぼう」な音に仕上がっています。その割に、メインとの音量差を気にしてか、挿入歌のミキシングレベルを極端に下げています。このようなやり方はまったく理解不能です。
全体的に殺伐とした内容で、もともとあまり好きではないというのもありますが、演出上の工夫等や特典がないところにこの価格設定では、正直割高感は否めません。まずこれで減点。続いて、挿入歌の音づくりが稚拙な点を減点し、評価は星3つとします。
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~
ゲーム自体のストーリー性はすごくよかったです、最後には感動して涙が・・・って感じでした。
ちょっと残念なのは、本当に淡々と進んでいく(小説を読んでいるような感じ)ゲームなのでもう一ひねり欲しかったかなと思ってしまいました。
でも、心に残る一品となりました。
planetarianドラマCD第一章雪圏球(スノーグローブ)
まだ平穏だった頃のゆめみと周りの人たちの話がメインです。
人間でないゆめみがとても人間くさくて。
でも自分が生き物じゃ無いことは承知していて。
せつないです・・。
「旅行に行く・・」のくだりは悲しいのか、寂しいのか
どの感情にも当てはまらない涙が出てしまいます。
ゲームをやった方なら買って損はないですよ。