ヤナーチェク:シンフォニエッタ&ルストラフスキー:オーケストラのための協奏曲
シカゴ交響楽団といえば、バルトークを中心にハンガリーの音楽を非常に得意とするオケで、ライナーやショルティと言った名指揮者がすごい演奏を残しています。それはお国ものだからということで納得できます。
ところが、この小澤のシンフォニエッタはとにかく凄いです。同じ東欧だからというのもあるでしょうが、小澤の集中力のあるタクトのおかげで、寸分の隙もないテンションの高い演奏となっています。まるでライナーのバルトークを彷彿とさせる共感に満ちた演奏です。
「チェコフィルよりも凄い」と言ってしまいましょう!
ただ若気の至りというか、テンポが走り気味なところは散見されます。
ちなみに後半のルストワフスキはちょっと派手すぎな感じです。
バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ
クラウンの後部座席で聴いたらどんな感じだろうか?
それも25年前の、今の車はオーディオが良すぎて駄目だろう。
ファンファーレが独特な曲だ。
オーケストラにブラスの別働隊。
それだけでも珍しい構成なのだろうか?
何回も聴いていると、なじんでくるのはスラブ系の曲だからだろうか?
バルトーク:弦楽四重奏曲全集
保坂和志のカフカについての対談か何かで読んで、興味を持ち買いました。
聞きながら車をバックしていたら、意識が寸断されていき、他の車にぶつかってしまいました。
彼女(僕よりクラシックに詳しい)に言ったら、「そりゃそうでしょ、あんなの聞いてたら」と言われました。
保険会社から「10万円+になります」と言われました。 当ててしまった方、ごめんなさい。
もう運転中はききませぬ
バルトーク ピアノ作品集(1)
もっとも難しいのが「アレグロ・バルバロ」です(ツェルニー40番終了程度)。ほかはツェルニー30番程度の人から弾ける曲ばかりです。しかしバルトークなので日本人にはなじみの薄い民族的なフレーズがあったり、独特なリズム表現があったりします。そのためドイツ系の音楽(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン)やフランス系の音楽(ショパン、ドビュッシー)とはまた違った魅力を楽しむことができます。特にリズミックな表現はいまあげた作曲家からは学びにくいと思うので、打楽器的にピアノを使うバルトークを勉強すると、リズム表現が格段に向上すると思います。
このシリーズは解説が充実しているのが特徴で、初心者にはわかりやすいし、専門課程を目指す方でも十分に使える内容だと思います。