ロボット残党兵 2―妄想戦記 (リュウコミックス)
この平野耕太さんと羽生生純さんを合わせて荒くした様な一目見たら忘れられない絵を描く漫画家さんはストーリー上では更に上を行く奇想妄想を繰り広げてくれます。
パラレルワールド上の第二次大戦下で展開されるわざと醜くデザインされた様な各国の機械化兵達の油で油を洗う戦闘をメインに、歴史上の有名人物が身も蓋もない調子で描かれる様子は実にスリリングで、その筋からクレームが来ないか心配になる程です。
絵は多分これから変わっていってしまうでしょうがそれが惜しくなる個性を持っています。
仮想と現実の戦争を別物と割り切り楽しめる方には大いにお薦めです。
ロボット残党兵 (1) (リュウコミックス)
SFであるがテーマは重い。
漫画を読むことにドキドキ・ワクワクしなくなってから
幾久しいがロボット残党兵は忘れていた感覚を呼び戻してくれました。
続きを早く読みたいと思わせてくれる近年、珍しい作品だと思う。
是非ご一読されたし。
天空の城ラピュタ サウンドトラック 飛行石の謎
宮崎映画に欠かせないのが 久石音楽であることに異論がある人も少ないのではないだろうか?
本作においても 久石音楽は実に印象的だ。まず冒頭の海賊が襲撃する場面の音楽が良い。聴いていて 血沸き肉踊るビートの効いた音楽だ。また その直後のタイトルバックの曲も 画面のアニメとあいまって 素晴らしい。
娘たちは何といっても ラストの歌が好きで いつも その場面では一緒に歌っているわけだが 僕としては 上記のinstrumentの曲が素晴らしい。
それと ラピュタのテーマ曲も良い。ラピュタに着いた時に ピアノで緩やかに流れる曲である。
天空の城ラピュタ DVDコレクターズ・エディション
ムスカが、女の子と男の子によって世界征服を阻止される映画です。
ラピュタの正当なる王位継承者ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタが苦難の末に辿り着いた超古代文明の遺産、天上要塞がガキ2人によって破壊され、彼の世界征服の野望は惜しくも砕かれ、無残に海の藻屑と化す悲劇が描かれます。
ロボット残党兵 3―妄想戦記 (リュウコミックス)
何が何だか状況把握が難しい第参巻。秘密警察と対立する東機関が三船の脳を狙っていること、秘密警察司令長官 服部半蔵が超人複製計画によって誕生し、永久平和全人類機械化計画の実現に向けて動いていることなどは理解できた。活劇的な面白さでは、最後の零号水門基地への突入とその内部での戦闘シーンが秀逸。(途中で終わって続巻へ、となってしまったのが残念である。)