ジョン・トラボルタ ダンス・パック [DVD]
ジョン・トラボルタとビージーズの全盛期のパワーを見せ付けられるような作品群。ちょうど洋楽を聞き始めた中学生時代だったので、それも懐かしく思い出す映画。今となっては見る事の出来ない当時のNY摩天楼も出てきます。NYを愛して止まない人にもお薦めです。
パルプ・フィクション [DVD]
2時間半まったくダレない面白さ。やってる事は極悪非道なのに、妙に人間臭い登場人物に愛情を覚えます。
ダンスホールでトラボルタを踊らせたり、銃より日本刀を選ばせたり、遊び心感じさせる演出がとても好きです。
ゆるい所はめちゃゆるく、しめる所はビシッとしめる瑕疵が見あたらない作品です。
パリより愛をこめて [DVD]
パッケージのスキンヘッドヒゲ親父を観て誰だ?と正直思いました。
彼の正体はジョントラボルタ。彼が演じる型破りな新キャラクターのCIA諜報員ワックスです。
とにかくこの魅力的なキャラクターが 話をグイグイ引っ張って行ってくれます。
アクション映画としては 流れるような銃撃戦がなめらかに進んでいく。
監督がジョン・ウーを意識したという ダンスのような銃撃戦は観るだけで心が躍る。
また ただ撃ち合うだけでなく 移動しながらや 戦闘する場所を生かした演出が光ります。
やられた敵が派手にふっとんだりするのも 作品の爽快感とスピード感に一役かっています。
スパイスとしての爆発シーンも 大満足です。
アクション映画の王道要素のカーチェイスも ただ追いかけるだけでなく スタイリッシュな印象。
ここでも シュチュエーションを生かしたハラハラ感を感じさせる カーチェイスを楽しめます。
また 本作品は相棒とのやり取りが楽しめる バディムービーの一面もあります。
ジョナサンリースマイヤーズ演じる新米エージェントの はワックス捜査官に翻弄されっぱなしです。
だが 彼と行動を共にするにつれ 二人の息があってくる… 相棒映画の醍醐味です。
作品終盤の二人のやり取りには 涙腺も緩み 二人の関係がうらやましく感じます。
ストーリーはネタバレを避けますが ただの犯人追跡劇からひとひねり加えられています。
このおかげで 最後まで 目を離せず 興味を持続して鑑賞できます。
題名からもわかるとおり ユーモア要素も多いのも 他のアクション作品と 一味違います。
いろいろ長く書かせていただきましたが これが95分にまとめられています。
疾走感満点です。 ぜひ多くの人にみてもらいたい お薦めの作品です。
また特典としては メイキングと監督や役者のインタビューはかなりのボリュームがあり面白いです。
特に トラボルタとマイヤーズの素の掛け合いも 息が合っていて楽しいです。
お互いの劇中のキャラクターを説明しあうシーンでは お互いが映画の役柄についてかなり深く考え
役作りをしていることが分かり 観る側の人間として 心が引き締まりました。
私はトラボルタの「年重ねてアクションを減らすのが自然だろうに今作が一番ハードだったよ」という
インタビューのセリフが この作品の魅力をなかなかうまく表現しているのではないかと感じました。
スーパー・ベスト
オリビア・ニュートン・ジョンは長く活躍しているだけに、一度にその時々の代表曲を聞けるこの作品は嬉しいです。最初の頃の元気一杯の頃からしなやかに女らしくなられた最近までいろんなタイプの曲を歌っていますが、どの時代も今や思い出深くなってしまいました。思い出してしまいますね、流行っていた頃のことを。
パルプ・フィクション
映画も素晴らしかったですが、それを支える音楽たちも、とても洗練されていて素晴らしいです。コンパイレーションが巧みで、色々なアーティストの様々な曲が収録されているにもかかわらず、不思議な統一感があります。
個人的には、ダスティー・スプリングフィールドの「プリーチャー・マン」が好きです。名曲です。