Vol. 5-Fly Me to the Moon-the Great American Songb
私はティーンエイジャーになる前からずーとROD STEWARTが大好きで、彼是30年以上彼のファンをしています。このシリーズはもう5作目になりますが、どの作品も彼らしさが前面に出ていて往年のROD FANでなくても大人の男の渋さ、刻まれた歴史の深さを充分に感じられると思います。最近ロスから離れて故郷のイギリスに戻ったそうですが、そういった心の変化も何かしら感じる事が出来るようで20世紀の産んだ最高のパフォーマーRODの素晴らしさが溢れ出ています。とにかく目を閉じて心を静かにしてゆっくりと聞いて見て下さい。きっと幸せな気持ちになれますから。
One Night Only: Rod Stewart Live at Royal Albert [DVD] [Import]
今もって新しいCDを出してそれが世界中で売れるという実に稀有なシンガーになってしまったロッド・スチュアートのほぼ還暦間近の映像です。このコンサートが他のアーティストと違うところは、観客が勝手に歌いだす。もうメロディが流れてきたら客が歌いだしてその後でロッドがかぶせるという滅多にないコンサートです。歌手生活が40年以上ですからヒット曲も時代につれて変わってきていますが、やはり1970年初頭のマギー・メイで全米NO.1になってスターになっていく辺りの曲を大事に歌う辺りが好感できます。あの頃(マギーメイの入っているLPと「ネバー・ア・ダル・モーメント」)と「アトランティック・クロッシング」からの3部作の5枚は最強でした。書き出せばきりがないのですが、バイオリンとマンドリンのJ’Anna Jacobyが実に魅力的な演奏をしています。マギー・メイからガソリン・アレイに変わる一瞬なんて最高です。あとAmy Belleも実に印象に残りました。でも観客はみんな僕らと同じ年恰好になってました。それを考えたらロッドは若い。ロン・ウッドも若いわ。関係ないですがフエイセスの難病になって亡くなったロニー・レーンの治療費はロッドが負担したっていうことですよね。関係ない話をもう一つ。マギー・メイの入っている「エブリー・ピクチャーズ・テルズ・ア・ストーリー」のマンドリン奏者の名前って当時のバンドにリンディスファーンって言うのがあって確か日本にもやってきたことがあります。そのメンバーなんですが忘れちゃってゴメンネってクレジットに書かれていたことを思い出しました。見ていて実に楽しくなったDVDでした。本当にいい映像です。
ホーム・アローン4 [DVD]
あいかわらずのわかりやすいドタバタコメディです。
ワンパターンといわれればそれまでですが、
役者さん、特に泥棒‘マーブ’一味の体をはった演技も健在で、
とても笑えます。
今回の‘4’はちょっと悲しいお話しです。
ケビンの両親は離婚しちゃってるし、
「パパの再婚」なんていう、子供からすればキツイ現実もあります。
そして、
本来の家族(パパとママと兄姉)を理想とするならば、
今度の家族(パパとパパの彼女)は
あたたかみのない家族って気がします。
大人達がケビンを信用しないというシチュエーションは
過去3作にもありましたが今回(とくにパパと彼女)が
一番ヒドイと思います。
そう考える「ホームアローン」は家族の映画なんだな、と思えます。
さて、
今回の「ホームアローン4」、
ちょっとした犯人探しが楽しめます。