罪と罰地球(ほし)の継承者完全攻略ガイドブック (電撃攻略王)
この本が攻略している「罪と罰」というゲームはかなり難しいアクションゲームですが、ゲーム中のアクションを文章でうまく解説していると思います。
気になったところは掲載されている画面写真が全体的に暗く、せっかくの解説が分かりにくくなっていることです。この点だけ残念でした。
ゲーム発売当初、ゲーム雑誌などで攻略記事こそはあったものの、本としては唯一のガイド本。
画面写真が見にくい(小さく暗い)、ページ数の割に値段が高い、というマイナス面もありますが、それでも高評価を付ける理由は、ゲームをプレイしただけでは解らない情報が載っているということ!
ガイド本としては、各ステージごとに、攻略ポイントやスコアアップのコツが掲載。
また、欄外には敵の情報(名前やどういう武器・生物なのか)の記載があり、なかなかコアな情報もあります。
そして、特筆すべきは、サキとアイランの出会いや、なぜ彼らが闘うことになったのか? などの詳細な裏設定に設定画が掲載。さらにはトレジャーと任天堂のスタッフの方々のインタビュー記事もあり、記事によれば続編の構想もあったらしいとのこと。
出版から年月が経っているので入手は難しいと思いますが、現在も任天堂公式サイトに残っている物とは別のデータが載っているので(欲を言うとこの情報も載っていて欲しかった)、このゲームにハマり興味を持っている方には一見の価値があるかと思います。
罪と罰―地球の継承者 (電撃ゲーム文庫)
内容は同名ゲームのエピローグといったところ。
主人公の戦いの動機や、ヒロインとの出会いなどを描いている。
中盤辺りまでの流れや雰囲気などは良かったが、
後半は筆者がゲームの設定をよく理解していないように見受けられる内容である。
ゲームのストーリーを補完するにはやや力不足といったところだろうか。
罪と罰 地球の継承者
一応、分野は3Dガンシューかな。自キャラは左右にしか動けないけど。特殊なコントローラ操作なので、慣れるまでは大変ですが、慣れれば痛快です。FPSではないので、酔いとも無縁。
ストーリー性もゲーム性もビジュアル面も抜群(特にこの近未来的なビジュアルは必見!)。
難度が選べて、練習モードも付いてるので、ある程度のアクションゲームが苦手な人でも大丈夫。
意味ありげでなさそな展開。わらわらと涌き出て、叫びながら死んでいく敵キャラたち。突然、巨大化する主人公。いかにも裏切りそうな味方…。いったい僕は誰を信じれば良いの?誰も信じちゃいけないの?といった気分にさせてくれます。
アクションゲーム好きで近未来SF的設定が好きな人には、絶対に外せない一本でしょう。
アイランジョには萌え。しかし、設定14歳でその声はちと低すぎやしないかい?
罪と罰 宇宙の後継者
前作もプレイしており、高い期待を持って購入しましたが、期待は裏切られませんでした。いや、それ以上の出来でした。
とにかく、熱中度が半端じゃないです。
ステージごとの仕掛け、演出は素晴らしく、1ステージの中にこんなにも詰め込むのかというほど詰め込んでいます。退屈などという言葉とは無縁です。常に緊張と驚きの連続で、次はどんな仕掛けがくるのかと、わくわくしながら遊べました。グラフィックも美しく、センスの良い世界観に没頭できます。
ビルより高い場所を空中飛行しながら敵を狙い撃つ。広大な砂漠を、乗り物に乗って走り抜けながら、前を走る敵に照準を合わせる。このゲームを作った人たちは、どうしてこう男心を刺激するのがうまいのかと、唸らされます。テンション上がりっぱなしです。そして、基本的に操作をしていて気持ちよいです。このゲームのキャラはいつでも飛べるのですが、空中の浮遊感も良く、実際に飛んでいるようで、飛んだり地上に降りたり、意味なくやってしまいます。操作性は良くWiiリモコンとの相性は抜群ですが、たまにGCコントローラで遊んでみると、新鮮味があって楽しめます。
カメラアングルも、他のゲームには類を見ないほど、切り替わります。上下反転、横スクロール、ボス戦では360度動ける場合もあります。バリエーションに飛んでいて飽きません。自分もプログラマなのですが、これを作ったプログラマーさんは凄い。手を抜くことを知らないんじゃないでしょうか。
背景や敵の倒し方にも工夫が凝らされており、もう何度か周回プレイしているのですが、その度に新しい発見があります。ああ、こうすれば簡単に倒せるのか、こうすれば回復アイテムが入手できるのか・・・と、毎度きりがありません。
そしてネタバレになりますので詳しくは書けませんが、ラストの演出には参りました。必死になってダメージを受けないよう頑張りました。本当に、自分にとってはアクションゲームの名作です。