Un ~piano relaxing~
多くのヒーリングアルバムがここ数年発売されています。私も数多くのヒーリングアルバムを所有しています。そんな中でこのアルバムは、気がついてみると、一番聞き返している一枚でした・・・時がゆっくりと流れていく・・・なつかしく、たのしかったあのころに帰っていくような・・・そしてなんだか、優しい気持ちになれる・・・そんなアルバムです。
宗教とツーリズム―聖なるものの変容と持続―
特定の宗教における聖地が、観光の対象として積極的に消費されたり、世界遺産として認定され人類の共通財として愛でられたりと、宗教史上のかつてない変化を被っている。こうした状況を、「聖なるもの」が世俗的な欲望やビジネスライクな策略に呑み込まれて衰退していく過程として切り捨てるのではなく、むしろ、ツーリズムという社会文化的な力学の影響をうけて宗教が再編成されていく興味深いプロセスとして理解し、その動態について冷静に考えていこう、という趣旨のもとに書かれた11本の論文(+序章)からなる論集である。
近世までの御師や先達に代わる、鉄道会社や観光業者や地域行政の「信徒/旅客」に対するコーディネーターとしての役割の重要性、ルルドやサンチャゴなどの巡礼地において、「信仰」を持たない者たちが現地の人々によって不意に持たされてしまう聖性や、彼らとの関係で無意識のうちに演出されていく「巡礼」らしさ、観光開発の過程で四国遍路の道に新しく投入されていく現地住民の想像力や郷土愛、オタクの実存を包摂する「聖地」の力、長崎の教会群の世界遺産化にあたり焦点化される真正性をめぐるポリティクスや観光客の倫理の問題、世界遺産化したバングラデシュのイスラーム聖者廟の管理権をめぐる闘争、アウシュビッツを題材とした「ダークツーリズム」(戦争や奴隷制や強制収容など歴史の「負の遺産」に基づく観光)の問題構成など、多種多様な対象と論点がみられ、これ一冊読むだけでかなり勉強になる。
宗教研究のもっともホットな話題の一つについての入門書として使えるだけでなく、現代社会における文化消費の論じ方について学びたい人にも有益な作品であるといえよう。もちろん観光業界にかかわっている読者にも是非おすすめしたい。
アクエリオンEVOL Vol.1 [Blu-ray]
毎週見てます!前作は全て視聴済みです。前作と引けを取らない位、面白いし、盛り上がりも良いです。この先が楽しみです!
音楽の使いまわしもありましたけれど、自分はそれ程気にはならなかったです。☆=5です。