アンダーカバー A.D.2025Kei
3Dポリゴンのアクション・アドベンチャーゲーム。
2025年の東京を舞台に、主人公の女性刑事・鮫島ケイが巨悪に挑む。
作家・大沢在昌がゲーム制作に全面協力し、味のあるストーリーと魅力的なキャラクターが見事に融合。
スリリングな「ホールドアップ・システム」による、サスペンス&ハードボイルドの世界を堪能できます。
英雄はそこにいる
島田氏のファンです。デビューから全部読んでます。
若い頃の、需要と供給に合わない文学青二才も好きでしたが、
おっさんになると、英雄だのいたこだの、日常には登場しない単語で、
島田ワールドをかましてくれます。
読むスピードが一気にあがります。
ファンだから?作家のテクか?
「悪貨」から、経済、政治、世界史、なんでもこい!と言わんばかり、
ネタをもっこり入れてます。
これも案外面白いですが、往年のファンはおっさんの青二才も読んで見たくなる。
ファンはわがままです。
絆回廊 新宿鮫Ⅹ
待望の新宿鮫Xに胸をときめかせ、じっくり読もうと思ったにもかかわらず数時間で読み終わってしまった。
やはり新宿鮫はおもしろい。なにがあっても★は5つです。
しかし、全体的な構成は新宿鮫のそれだったが、いかんせん内容が薄いというか、これまでの新宿鮫における人間関係を散りばめたばかりにまとまりが無かったように思う。
「まったく、新宿って街は妙なところだ。いろんなことがあって、ばらばらに飛び散ったもんが、いつのまにかまた集まってきちまうのだからな」
バーに来た吉田のこのセリフで、いろいろなものを結びつけたかったのかもしれないが、それは残念ながら叶っていない。
登場人物同士の因果が弱すぎて、何かをまとめることができてない。
絆と書いてあるにもかかわらず、その絆がうまく説明出来ていないというか、すべてが感傷的になりすぎていて読者のイマジネーションに任せきりになっている感がいなめない。ファンだったら分かってくれるだろうという大沢在昌の甘えだろうか。
期待しすぎてちょっとがっかりしたのかもしれない。
連載ものなので仕方ないかもしれないが、もう少しボリュームを持たせて、いろいろと引っ張ってくれたらさらに良かったのにと思う。
次回作も間違いなく買う。
今回書ききれていない内容(人間関係の結末)がどのように描かれるのか、今から楽しみだ。
映画パンフレット 「天使の牙」原作:大沢在昌 監督:西村了 出演:大沢たかお、佐田真由美
2ページ程、ちょっとべたっと紙同士がくっついてるページがありました。。。丁寧にはがしたけど少し色移り&はげちゃった。。。
佐田真由美さんの美しさをパンフで保管&楽しみたく購入しましたが、いまいちな写真ばかりでした。
映画の余韻にひたったり思いだして楽しんだりするのにはあまり良くない構成でした。
もっと良いカットが沢山あったのに!!という思いにかられながら見ました。