Brainstorm
とにかく、2枚目アルバムも最高!!
ぜひ聴いてほしいです。
全部局はミッチェル本人が作ってるみたいですね。
本当に音楽能力が高くて驚きます。
私の一番好みの曲は、「empty」です。フレーズが大好きです。
しかも、このアルバムにはそれぞれPVがあって、1曲増すごとに
物語になってます。まだ、全部作りきってないみたいですが、
音楽と物語が絶妙にマッチしていて、なんともいえません!!
ぜひとも聴いてほしいです。
ダウンバースト
ドイツの正統派HEAVY METALバンドの通算7作目。本作では近年聴く事が出来なかった疾走曲を1曲目に配して、のっけから聴く者のアドレナリンを爆発させ、途中ミディアムテンポの楽曲を配しながら、4曲目、7曲目と随所で疾走曲を聴かせ作品全体にメリハリを持たせている。元々ミディアムテンポの楽曲を得意としているようであるが、ただ力業で押しまくるだけでなく、プロデューサーを務めているサシャ・ピートによるシンフォニックなアレンジが楽曲に華を添えている。また、速い曲は勿論、ミディアムテンポな楽曲でも、リフ及びギターソロが非常にソリッドでスリリングであるため、どの曲でも疾走感が削がれることがなく、速いリズムだけが疾走感を担っているのではないことを、本作は物語っている。
そして特筆すべきはVoのANDY B FRANCKの歌の巧さである。決して声域は広い方ではないと思うが、自信に満ちた歌い上げる様は素晴らしい。また、結成から19年を数え、演奏面は申し分ない。
これまで、日本での人気はイマイチであったが、本作のリリースを機にかなりの認知を得ることになると思うそんな作品だ。
ブレインストーム [DVD]
旧版DVDとは違う仕様(旧版はノン・スクイーズのレターボックス仕様。本DVDは音声も5・1のドルビー・サラウンド化されており、驚異的なサラウンド効果がある)。ただし本版が同じジャケット・デザインの北米盤とまったく同じ仕様ならば、という条件付き(最近、ジャケットだけは北米盤と同じなのに中身は旧版のまま、という手抜きがFOXジャパンには多かったので、注意喚起する。ワーナー・ジャパンではそんなことはないだろうと思うが、本商品の仕様のところに何も表示がないので不親切だ。日本向けだけトリミング・バージョンということなのか?)。
2年前に北米盤(リージョン1だが日本語字幕入り)を買ってほっぽらかしていたが、本作主演のナタリー・ウッド事故死事件の再調査開始のニュースが飛び込んだので、懐かしさのあまり、ほぼ10年ぶりに再見した。前回の視聴は輸入盤LDで。有楽座の70ミリ版ロードショー公開は見逃したゆえ、敢えて劇場では見ないできた。最先端テクノロジーを駆使する特撮監督ダグラス・トランブル(「2001年宇宙の旅」「未知の遭遇」等の特撮で知られる。監督した「サイレント・ラニング」も素晴らしい作品)監督作品ゆえ、本作は映画パッケージソフトでも画期的な商品が次々登場した。国内版LDでは、通常よりも容量が大きいCAV収録のボックスLDも出ていたはずだ。したがって、いまだにブルーレイ化のニュースがないのは謎である。
本作が遺作となったウッドの事故当時、本作で共演したクリストファー・ウォーケンが、当時のウッドの夫で2度もウッドと結婚離婚を繰り返していたロバート・ワグナーと、プライベートボートの船上で殴り合いのケンカを始めたのが事故の発端とされている。本作で危機状態にある夫婦を演じたウッドとウォーケンはただならぬ関係にあったことをうかがわせるほどの熱演をしているのがわかる。事故調査の再開は信用に足る情報提供があったからとされているので、親族関係者からの重要な情報提供があったことをうかがわせる。
なにはともあれ、本作はそうした「死」の予感に満ちたある種、不気味な映画であり、その外見とは似合わずハリウッド大作としては極めて異色な反テクノロジー的哲学映画の風合いが強い。トランブルが特撮アドヴァイザーを務めたとされるテレンス・マリック畢生の近作「ツリー・オブ・ライフ」とも一脈相通じる映画、ともいえるだろう。未見の方はとにかく必見作だ(なるべく大画面・大音響で)。