どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか
基本的に飲み屋話なんだけど、さすがサブカル界の大物お二人らしく飽きさせない。こんな風に自由に生きられたらいいのにな、とただ憧れてしまうのは歳をとったからか。
マイナスは編集側での注釈がやけに長くて、本の厚さをかさ上げしている気がすること。
「みうらじゅんとバナナマンのゼッタイに出る授業」 [DVD]
「好きでもないけど嫌いでもない=興味がない」ということを
みうらじゅん教授がくだらなく、時に意味深に授業してくれます。
そもそもメディアとは
視聴者が必要だったり望みそうなもの・楽しめそうな事を企画して
打ち出していくものだと思うのですが、
この番組に関しては全くの逆で「興味がないであろう事や物」を取り上げて
あたかも「必要なのかも!」と錯覚させられるような切り口で切っていきます。
みうらじゅん教授の淡々とした喋りとバナナマンのツッコミ(野次?)、
そして松丸アナの無駄なのめり込み具合が不思議な面白さを醸し出してくれます。
人によっては全く面白さのわからない番組だと思いますが
このいかんともしがたいシュールさが個人的にはものすごくツボですw
授業前後のやっすいミニコント(バナナマン&松丸アナ)も
それなりにストーリーがあって軽い気持ちで楽しめます。
よくよく考えてみると、
自分にとって興味のあること以外を無駄だと仮定するのなら
自分の興味のあることを無駄だと思う人もいるわけで
視点を色々変えていくと全ての事象は無駄であるとも言えます。
たった5回で終わってしまいましたが
是非復活してワンクール分の授業をやって欲しいですし
あわよくば授業に参加してみたいとも思いました。
何度見直してもバカバカしさが面白すぎるw
昼のセント酒
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泉昌之名義の「食の軍師」の大ファンで、何十回も読み直しているので
表紙のトレンチコートの男こと本郷サンを見て胸がときめいたが、
中身は漫画でなくエッセイ。
だから泉昌之ではなく久住昌之名義なのか。
イラストはほぼ各話の扉のみ。
エッセイはエッセイでいいけど、数ページでいいから漫画も
見たかったなー。
内容はさすがに孤独のグルメの原作者だけあって、中年男性に
対する制球力はかなりのもの。
この本を読むまで昼間銭湯に行ってそのあと居酒屋、なんて
考えたこともなかったけどすごくやってみたくなった。
京都の恋 京都フェロモン菩薩
不思議ですね、京都と聞いただけでなぜか感慨深いものを感じてしまう。
10代、高校生の時の修学旅行で行った京都。何が良いのかよくわからなかったけど何となく感動した。
嵯峨野で同じクラスの女子と歩きながらいろいろと話をした。そして集団から遅れ、怒られてしまった。
20代、つき合った女性が京都出身だった。
京都と言うだけで可愛く思えた。
みんな、どうしているのか。
そして今、週1で聞いて、フェロモン菩薩以上の優美さを思うのは私だけか。