アリス・イン・ワンダーランド [DVD]
一つの映画としては面白いと思うんです(内容は割とありきたりだが?)
成長したアリスが不思議の国に戻ってきた!
実はアリスは女王と女王の怪物によって支配された不思議の国を救うべく戻ってきた、予言の書に記された英雄だったのだ!
彼女は予言の通りに伝説の剣を手に入れ、怪物を倒し平和を勝ち取るのだ!
うん。二度言うけど、ありきたりな話であるがまあまあ面白い
でも、「不思議の国のアリス」って、こういう話じゃないですよね
剣とか、怪物とか、英雄とか、2つの勢力の戦争とか…
そういう野蛮(悪口ではない)な物語ではないと思うんです
子供の頃みたディズニー映画の「不思議の国のアリス」
夢の中の話なので、すごいカオスな物語ですよね?
なぜかはわからないんですが、その中にメルヘンというかロマンというか、可愛げというか…
言い方はおかしいが、意味がわからないけどいい映画だったのが「不思議の国のアリス」だ
それなのにこの作品は前述のように、簡単に言うと、2つの勢力の戦争の話だ
ただの戦争モノならわざわざ「不思議の国のアリス」をモチーフにする意味がないではないか
ただこの映画を見たおかけで、子供の頃は全く意味のわからなかった「不思議の国のアリス」の良さが少し分かった気がする
もう一度言うと、こういう話じゃあないでしょ。「不思議の国のアリス」ってのは
ありす イン サイバーランド
アドベンチャー・ゲームとしての評価ということでは星3つ、というくらいが妥当な線かもしれません。しかしそのお話の中身を味わいつつプレイしてゆければ星4つ、ドラマCDなどのサイドストーリーを聴いて再プレイすれば星5つの味わいがあります。
3人の女子中生が近未来のインターネットの仮想空間を、意識を乗せた「ネット・ダイバー」として動き回り、巨大ドラゴンと化したウイルスや悪者ネット・ダイバーを退治するお話。
1990年代半ばにこれほど今日のネット社会を具現化していたスタッフたちに驚かされます。昨今のオンラインRPGを見たとき「これ!ありすイン・サイバーランドのネットダイバーじゃん!」と膝を叩きました。
世の中に新しい世界が開ける以前に、その世界を予見しドラマを考え作品にする・・・、ジュール・ヴェルヌが書いた小説や手塚治虫が描いた「アトム大使」等の漫画が、ここではゲームという今日のメディアを得て作品となり得た・・・、と書いたら大げさでしょうか。
漫画家・キャラクターデザイナーとしても今日考えられる最良の絵師、森山大輔さんの絵が得られたことも幸いでした。
今ではグラムスもなく、ソフトやCDドラマも中古でしか買えませんが是非ソフトとCDドラマ一緒に楽しんでください。