エスカフローネ サントラ
物凄く良質な映画音楽です。
クラシック調の曲が大半をしめ、全体的にゆったりと流れるような音楽で構成されています。
時折、民族的な曲、激しく打つような曲、ひょうきんな曲が流れ、聞き手はハッとさせられます。
その、色々な雰囲気の曲達が絶妙に配置され、聞き手を飽きさせません、一回聞いても、すぐにもう一度聞きたくなる、そんな魅力を持っています。
天空のエスカフローネ
菅野よう子さんの音楽が、決してサウンドトラックという範疇に留まらない、広く大きいものであることは、すでに多くの方が評価しているとおりですが、このエスカフローネのアルバムも同様。
特に、このアルバムの場合、菅野よう子さんならではのメロディアスな曲が多く、聴くものの心を柔らかく優しく癒します。
また、ストリングによる曲が多いのもこの作品の特長で、圧倒的などに深く澄んだ弦の響きが心の中に押し寄せてきます。特に#12の「EYES」は聴いて泣けない人がいるとは思えないほど美しく、こういう曲を紡ぎだすことのできるというのは、まさに天性だと思ってしまいます。ほかにも、男声を取り入れた荘厳な曲から、元気が出る曲までたくさんのメロディが詰まっています。
#1の「約束はいらない」や#13は「ポケットを空にして」は坂本真綾さんにヴォーカル曲。さすがにアニメ色があることは否めませんが、しっかりとしたメロディとバックコーラスの使い方や安易に打ち込みに頼らない深いオーケストレーションは、まさに菅野よう子さんの曲。この曲以来ずっとタッグを組んでいる坂本真綾さんの声も初々しく新鮮です。
エスカフローネ (角川スニーカー文庫)
劇場版の小説なんですが、内容はかなり違いました。
でも、最後のぼやかした終わり方がすごく気に入りました。
どっちにも捉えられて私的には
ハッピーエンドなカンジで・・・
私はTV派なんで、ちょっと劇場版に
「ん?」なとこが多くてあんまり感情移入できませんでした。
けど、小説だと二人は余すとこなくラヴラヴです(笑)
TV版と大分重ねられたし。
TV版のエンディングが切なくて~と考えていたファンの方には是非!
必見だと思います。
天空のエスカフローネ(3)
どの音楽もとてもステキvちょっとクラシックやコーラス、アラビアンな音楽からしっとりとした音楽まであって、中にはすごく感動した音楽もありましたvサントラがあまり好きではない方にもオススメできるかと思います!ちなみに「PERFECT WORLD」と「SHRILLY」「FAREWELL」がとってもお気に入り♪
SUNRISE ART WORKS/天空のエスカフローネ TVシリーズ
サンライズART WORKSは2001年時にガオガイガー、エスカTV版、エスカTV&MOVIE、リヴァイアス、ガンダムW、サイバーフォーミュラSAGA、ダンバインが発売されています。
今回の発行は復刻・Wのリストラ・BEBOP、電童、サイバーフォーミュラZEROの追加と思われます。
そこで2001年9月に発行のARTWORKS エスカTV&MOVIE版と比較してみました。(詳細は後述)
比較の結果、TVシリーズ部分の内容はほぼ同一で、カットされた部分等は無く、
TV&MOVIE版が劇場版部分の純粋追加版といっても差支えありません。
今回の発行でもTV&MOVIE版が少し後に発行されますので、そちらを待ったほうが無難でしょう。
背景美術部分に重きを置く方にのみ、こちらをおススメです。
エスカフローネは名作です。ブルーレイボックスと一緒に買いましょう。
(お値段高めでだいぶ出費がかさみますが。。)
◎詳細な比較結果
・1P〜124Pは完全に同一。キャラ設定、メカ設定、各話美術(ゲストキャラやメカ、小物)は同内容です。
・125P〜巻末の各話美術(背景美術)の設定が、TV&MOVIE版では縮小されており、1ページ当たりの掲載数を増やして紙幅を節約、
空いたページを劇場版追加部分に割り当てています。内容は同一でサイズが違うだけです。
・メインキャスト、各話スタッフ&キャストのページも同一。(そういえばTV&MOVIEに劇場版のスタッフ、キャスト等の資料がないですね。。)
・TV版のみ商品一覧、出版物一覧を収録。
ただし、10年以上前のものなので、当然現在は入手不可のものが大半です。あくまで資料です。