ウォートンのとんだクリスマス・イブ―ヒキガエルとんだ大冒険〈3〉 (児童図書館・文学の部屋)
冒険好きなウォートンは、クリスマスイブの夜ごはんが待ちきれずに、スケートで時間をつぶそうとします。
ところが道に迷ってしまい、雪も降ってきました。そこで出会ったのが、同じように道に迷ったモグラのモンロー。二人がなんとかたどり着いた洞窟はなんとクマのすみかだったのです・・。
クリスマスを大事にせず、人(動物?)付き合いの悪い熊がどんどん変わっていくところが、魅力です。
一回の読み聞かせでは読みきれないので、何日かに分けて読みましたが、毎晩続きを聞きたがりました。
1人で読むなら、小学校中学年ぐらいから。読み聞かせるなら、幼稚園児でも面白いと思います。
クリスマス・イブのおはなし 3冊セット
「100こめのクリスマス・ケーキ」「あっちゃんとゆびにんぎょう」「サンタさんのいちにち」の三冊からなる、手のひらサイズの本です。クリスマスイブの日、おおいそがしのサンタさんとケーキ屋さん、あっちゃんというちいさな女の子をめぐるお話がからみあいながら、ほのぼの描かれています。特筆すべきは、絵が全て筆ではなく刺繍で描かれていること。繊細で狂いのないスティッチにためいきがでます。