老人の恋 紙の力士【DVD】
あくまで孤独な老人と女性ヘルパーの「プラトニックな」関係を描いた作品です。ですから、もちろん2人の「からみ」はありません。また全体を通しても丸さんの「からみ」はほとんどありませんので、そこを期待して見るとちょっとがっかりしてしまうと思います。ただこの作品の丸さんは透明感があるというか、とても美しいと感じました。私は丸さんファンなのでほとんどの作品を見ていますが、この作品の丸さんの美しさは際立っていました。気のせいかもしれませんが。
真幸くあらば [DVD]
一連の河原直美の作品と「火の魚」で尾野真千子のファンになったことで本作を観る機会を得た。
僕としてはこの作品への感情移入は難しかった。やはりヒロインがなぜ主人公に愛情を持ってしまうのかがどうしても
実感できないからである。
ヒロインはかつて婚約者を主人公に殺害され、その後の結婚も不幸である点は映画でも説明されている。但し、だから
といって主人公とは殆ど話す機会も無い中で相手に愛情を持ってしまうことなどは有り得るのだろうか。原作は読んでいない
のでもしかしたらその辺りはきちんと原作では書き込まれているのかもしれないが映画では残念ながらそうなって
はいない。
結局僕としては、本作のテーマに実感が湧かなかったわけであり、従い、鑑賞していながらも絶えず違和感を覚える
しかなかった点が正直なところだ。
主演の尾野真千子は素晴らしかったとは思う。彼女の独特な語り口は本作でもいかんなく効果を発揮している。それだけに
個人として若干残念ではあった。
おれと戦争と音楽と
米軍が進駐軍と呼ばれ、日本全土にGIがあふれた頃、俺は高校生だった。
函館の街にも、カントリー&ウエスタン文化が上陸して来た。
平尾昌晃、山下敬二郎、ミッキー・カーチスの三人組を函館の街で見かけた
のは、その頃だった。日劇のステージで女の子たちにもみくちゃにされた彼
らのもてもてぶりは、戦前の不良青年そのものであった。
ミッキー・カーチスの「おれと戦争と音楽と」は、カントリー音楽の魅力に
惹かれた一混血児の苦悩とコンプレックスを赤裸々に吐露した一冊である。
この頃の、カントリー音楽について書かれた著作には、「東京ラブシックブ
ルース」、寺内タケシ「テケテケ伝」、ムッシュかまやつ「ムッシュ!」、
マイク伊藤「音楽から見えるアメリカーカントリー&ウエスタンとともに
40年(彩流社)」がある。
その他、熊本市出身のチャーリー永谷氏なども長年米軍岩国キヤンプで演奏
活動を行い、カントリーミュージック賞の最高峰ジム・リーブス賞を受賞し
ている。カントリー音楽はいずれも戦争と関わりがあるが、演奏者はいずれ
も、平和を祈念する純粋な平和主義者といってもいいであろう。
フジヤマ・ママ 雪村いづみ スーパーアンソロジー1953-1962
よくぞここまで集めてくださいましたとこの企画を作り上げたスタッフの方々に感謝です。戦後、アメリカを中心とした欧米文化が入り込んできた時期の受け入れ方の足跡がここにあります。時差(というより文化の差も含めて)をこのような媒体(歌手)を通じて受け入れていった過程がよく分かります。日本文化と欧州文化の架け橋として「雪村いづみ」の果たした功績は計り知れないものがあります。世界が狭くなってこのような文化(時差有効活用文化及び折衷文化というのでしょうか)が起こらないのは残念な気がします。3人娘の中でも一番欧米文化に溶け込んでいた歌手であったような気がしております。「ブルー・カナリア」なんかはオリジナルよりこっちのほうがいいと思いますもんね。そのような曲(オリジナルを凌駕する作品)がいっぱい詰まっております。
ケータイ捜査官7 File 02 [Blu-ray]
さてケータイ捜査官のFile2ですが、今回の話の見所はライバルフォンブレイバー、ゼロワンの登場と仲間のサード、桐原さん(仮面ライダーナイト!)の登場ですね
この巻から4話分収録になっています
またゲストでソフトバンクの「予想外です」でおなじみのダンテさんも登場
お兄ちゃん あんたそこで何をしているんだ(笑