牙 第2章 再会の時 1 [DVD]
子供向けの異世界ファンタジーというと、明るい話が多くてハッピーエンド続きというイメージがあるのですが・・・
この作品はもはやダークファンタジーの域と見て良いと思います。
尊敬できる立派な先生が欲に狂った男に豹変したり、優しかった女王様が冷徹な復讐鬼になったり、その他にも見ていて辛くなる描写がい〜〜っぱいあります
今更ですが、とてもとても・・・子供向きの話じゃないです
本作品には関係有りませんが、この見ていると胸が苦しくなってくるような感じは大地丙太郎監督の「今、そこにいる僕」という作品を思い出しました。
こちらの作品も名作なのでおすすめです
哲学のモノサシ
よく言われることですが、何かに悩んでいるときって、哲学の本は良いですよね。
でも、哲学の本って抽象的で、しかも難しい言葉や定義が出てきて「入門」なんて
書いてあっても、「厄介だなぁ。」なんて。
逆に悩みが大きくなってしまったりして。
この本は、非常に噛み砕いた平易な言葉で、哲学を概観しています。
理解の助けになるのかどうかわからないけど、川村さんの絵も
ある意味リラックスできる雰囲気作りに役立っているのかもしれない。
テキスト読みながら、この絵何を意味してるんだろう?なんて
考えたりして。(でも、結構不可思議な絵が多い。)
はっきりいって、理系大学の初年度の哲学ってこの程度で十分です。
こういう教科書使って、哲学の講義してほしかったなぁ。
哲学に対する敷居が低くなったはずですよ。
当時は、さっぱりだったもの。
少なくとも、「わかる」部分で悩まなくて住みますよ
この本は。
また読み返したい本。ということで星5つです。
もうひとつの愛を哲学する ―ステイタスの不安―
「負け組の不安」というくだけた名前で出そうな島国の状況で有るが、人はセレブ状態への愛があるという説明でこの書名らしい。しかし内容の大半は世俗的に表象する「愛」と関係ない。地理的歴史的な細部を切り出してきて分析にかけるところは著者爾来並々ならぬ技である。しかし一昔前までの階級社会の世界を論じて上流と下層(自由と不自由)など語るのもさしたるインパクトは感じないと読み進んで最後のボヘミアン話は一寸個人的に面白かった。ラストで著者はステイタスの不安解消を目論んで書いたとあるが総体としてどうも説得力を欠くと見た。
旅する哲学 ―大人のための旅行術
邦訳版より安価。論理的な英語で単語も難しくない。写真や図版が多い。従ってすらすら読める。内容に関しては、「人生そのものが実に旅なのである」という三木清ばりの論考を期待すると肩透かしということになるかも知れない。肩の凝らないエッセイという方が当たっている。もっとも、「旅に出かけない方が本質的な旅ができるかもしれない」など、最初から最後まで飽きさせない。ただ、大自然の見方など、お国柄の違いかなというところもある。
易と人生哲学 (致知選書)
易に関する基本的考え方が書いてあるが、ちょっと難しい。2~3回読むとなんとなく分かるような気もするが、、、 ただ易に対して興味を湧かせるにはいい本だと思う。安岡教学の一端として、読んでおくにはいいのでは