高橋亜由美 DVD『DOLCE☆ ~ドルチェ・甘美な誘惑~』
萌え度:★★★★(星4つ)
晋遊舎/マックスの『ドルチェ』と聞くと、小林恵美にも同タイトルの作品があり、期待を裏切られはしないかと、見る前に少し不安になりましたが、この作品は良いですね。ちなみに、最近『ドルチェ2』が出ましたが、見応えとしては少し後退したと思います。
甘美のハード・ロッカー
スパークスとクイーンの両方の良さを持つブリティッシュ・ハードの隠れ名盤。75年作。ボーカルのディッケンのしゃがれ声、バタバタ叩きまくるふたりのドラマー、センスよいキーボード群の使い方、ふざけているとしか思えない中華風「Zambia」。パターン化したブルーズ・ベースのハードロックに飽き飽きしていた70年代リスナーの耳を鷲掴みにしました。あまりの才能でEMIとも一発で契約を果たし、怒涛の疾走で作り上げたのが、このファーストでした。
しかしこのグループのキャリアは短く、わずか3枚を残して空中分解。その三作目をレーベルは発売せずお蔵入りに。後年マイナー・レーベルから日の目を見る有様。良くも悪くもディッケンのワンマン・バンドであったわけですが、彼の茶化し精神は徐々に消え失せ、だんだんシンドさばかり目立つようになっていきます。自主制作に近い形でベースのピート・クローサーとBrokenHomeというデュオを継続し、細々と活動を続けたのち、2011年にMr.BigUKを再結成、アルバムをリリース。
日本での人気は根強く、75年LPのほか、91年、98年と二度もCD化を果たしています。2000年には英国でリマスター発売されました。(いずれも現在は手に入りにくくなっています。)LPのときから日本のマスターは音がこもっている印象があります。
積極的に探すような盤ではないかもしれません。が、もし中古市場で見かけたら手に入れてみてください。
金色のコルダ3~旋律は深く甘美く~
『コルダ3』のものだから、購入するのは当たり前なことだと思って買いました。
『熱き心の調べよ』は素敵だったから、今回の『旋律は深く甘美く』も期待できると思ってましたしね。
新曲は5曲で、他の曲はスクールシリーズに収録されました。
私の場合、特に注目しているのは星奏と神南両校の正副部長のデュエット曲です。
東金&土岐の「DUAL VOLTAGE」はとってもかっこいい曲です〜えっと…かっこいいとしか言えないじゃないかと。(笑)
律&大地の「Silver Lining」は「BLUE SKY BLUE」に負けないくらい、爽やかな雰囲気が溢れています〜今はもう冬だけど、この曲を聴くと『コルダ3』の夏の爽やかさを思い出します。
前回のアルバムで、大好きな女性声優の二人にはソロパートさえなくて残念だったので、ハル&新&七海の「SUMMER BOYS!!!」を楽しみにしていました。
三人の爽やかさと可愛さが満載です〜ハルの「新〜調子に乗るな!」というセリフを聴いて、つい笑ってしまいました。
スクールシリーズの天音学園編をまだ購入しなかったので、天宮の「Laboratory Love」のフルヴァージョンを聴くのは初めてです。
本当に素敵な一曲です〜天宮ルートをクリアした方に特におすすめです〜このアルバムのソロ曲でこれは一番じゃないかと思ってます!
このアルバムを聞く前に、「DUAL VOLTAGE」と「Silver Lining」の「With ○○ Ver.」はどういうものなのか、全然思いつけませんでした…
聴いてると「あれ…?あ…なるほどな…」って感じです。
例えば、「With 律 Ver.」なら、大地の声が入ってない。つまり、ハーフカラオケっていうものかなぁ。
YAMAHA SV150で演奏された「DUAL VOLTAGE」はなかなか良い感じです!
楽譜は特典としてブックレットに収録されたら良いのになと思ってます、これを聴くと私はこの曲を弾いてみたくなったから。(笑)
『熱き心の調べよ』に比べてみると、やっぱり『熱き心の調べよ』の勝ちだと思いますが、今回のも悪くないものです。
でも…新曲は5曲だけなのにこの価格で…スクールシリーズを全部購入した方はこのCDを買うのか、悩むかもしれませんよね。
私の場合、まだ星奏編しか購入しなかったので、このCDで満足しましたが。
それに、「With ○○ Ver.」を聴いてがっかりする方もいますねきっと…(汗)
今回も悪くないと思いますが、星5つで評価することは出来ません…
新曲で満足したので、星4つで評価させていただきます。
本当は3.5で評価したいんですけどね…(笑)