ひぐらしのなく頃に 名場面捜査ファイル (宝島社文庫)
本書は2007年4月に宝島社より発売されたムック本の文庫版です。
私は元になった本を読んでいないのでどちらが良いかは分かりませんが、各種サイトの説明を読む限りではとくに代わっているところはなさそうです。
内容を知りたいだけなら、本書をお薦めします。断然安いですし。
本書の内容はひぐらしのなく頃にの全シリーズ(原作にかぎる)の名場面を100あつめ、解説したものです。ひぐらしのなく頃にを一度としてプレイしたことがなくても、あらかたの流れを理解することができます。「『ひぐらしのなく頃に』ってどんな作品なんだろう?」という方にお薦めです。
また、原作をプレイされた方も、本書後半に載っている原作者の製作秘話が読めたりとなかなか楽しめる内容となっています。
ただ、これはあくまで一部分の切り取りにすぎません。ひぐらしのなく頃にの本当の良さを知るには、やはり原作のゲームをプレイすることが大事なのかもしれません。ということもあって、☆を一つ下げさせてもらいました。
読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)
「誰でもわかる日本史」的な本が多数あり、それらの中では、強い傾向性のある井澤さんの本を除いていえば、自分の考え・捉え方がハッキリしている点で好感を持ちました。というか、教科書の抜粋みたいな本が多すぎるのでは?と思っていました。
軍隊を持たないのは日本だけ、の件は確かに筆が滑っている感がありますが、コスタリカについても、徴兵制度があること、国家警備隊があること等から、これを持って反証とは言い切れないのでは。むしろ、自衛隊はどうなの?という切り口のほうが実質的には意味があると思います。
そういう傷を抜きにして言えば、各時代のポイントが端的に、でもわかりやすくする観点では結構詳しく、書かれている点ではかなり優れていると思います。例えば鎌倉時代。源氏から北条への変遷を、政子の逸話だけでなく書き込んでいる点など、かなり良いと思いますが。
寝るだけで下半身からやせる! 骨盤に効く枕でダイエット (TJMOOK) (TJ MOOK)
届いてさっそく枕を作ってやってみました☆今まで頑張っても減らなかったウエストが、たった1回で3cm減ったのにはビックリしました!!これから続けて憧れのビキニを着られるようにしたいです(*'∇`*)
※まだ始めたばかりなので☆4つにしました。
宝島DVD-BOX
このアニメは子供の頃大好きになり、毎週わくわくして楽しみに見ていました。オープニングの「宝島」の文字が出てくると、ドキっとするくらいでした。何に惹かれていたのか当時はわからず、ただジムと共に冒険を体験し、ジムとシルバーとの関係がとても好きでした。その頃は、ガンダムが人気でアニメ雑誌にも取り上げられることは少なく、ある雑誌の「宝島」の特集号だけが宝物でした。
今回DVD-Boxが発売されたとのこと…、良い時代になったものですね〜。お値段は張りますが、Amazonのレビューでの評判の良さを見て、即購入!しました。
30年ぶりに見た「宝島」は、大人になった今でも十分面白い、優れたドラマでした。シルバーは善悪を超えた魅力的な人物で、根はとても優しくて、カリスマ性がありますね。DVD-Boxの付録のスタッフインタビュー集に、出崎統監督がどのようにキャラクターに肉付けしてドラマを作っていったか、何故このセリフを言わせたか、が述べられており、これも読む価値ありでした。この作品が多くの人を魅了する理由は、沢山あると思いますが、生き生きとした多様な人物像、引き込まれるストーリー展開、アニメーターの絵の魅力、音楽の素晴らしさ、声優さん達の上手さと熱意…、など様々な要素があったのだなあ、と感じました。
大人になり、社会に出てやりたい事に向かって努力して、困難にぶつかったり、人間の良い面や汚い面を見ながらだんだん強くなり、それなりに自分のやりたい事を出来てきたのは、この「宝島」の影響があったのではないか、と感じました。いま幸いにもいろいろな夢を叶えることができているのに、一抹の淋しさを感じることがあります。このアニメを見返してみて、「人間は夢を追って夢中で生きている時が、一番幸せなのかもしれない」と感じました。そして、「俺たちは、まだまだ飛べるんだ。」というシルバーの言葉に、幾つになっても夢を追うことが出来るんだ、という気にもさせられました。
最終回のジムのように、「やっぱり、居たんだよ。俺のシルバーが。」そんな気持ちです。このDVD-Boxは、買う価値あり!です。
町田義人 スーパーベスト
(コロンビアからの出た)アニメや映画、テレビ番組などの主題歌を中心に集めたアルバム。
町田義人は、CD化されたものが少ないだけに貴重。
町田義人とは誰ぞや?という人にもオススメ。
ハイトーンで伸びのある歌声、充実した表現力。
繊細さと男性的パワフルさの、両面を兼ね備えている。
他社から出たレコードのリストまで書かれたライナーノートが、なにげに嬉しい。
なぜなら町田義人はレーベルが年代によって変わっているので、すべて楽曲を把握するのが難しいからだ。
ぜひ、すべての音源をCD化してもらいたい。
歌声が聴けなくなって20年以上経つ。
今もなお、町田義人の復活を求める声は絶えないのだが、
ファンのそれは、きっとご本人には届かないんだろうなあ・・・(';ω;`)ブワッ…。
でも、それでもいいの。こうしてCDが出るだけでも嬉しい。
私が、本当に大好きなシンガーさんです。
町田さん、唄ってくれてありがとうね。