M-1グランプリ2007 完全版 敗者復活から頂上へ~波乱の完全記録~ [DVD]
この第7回大会はM-1の転機となった歴史的大会で、
それを確認出来るのが本編以上にDISC 2の特典映像だ。
M-1のもう1つの魅力、舞台裏の緊張や涙といった
ドキュメンタリー的要素が本大会では特に重要な伏線となっている。
(漫才を感動という目線で捉える事には賛否あると思うが、
個人的にM-1とは元々そういうものと認識している)
興味深いのは、舞台裏を追っている現場のカメラでさえ、
今大会の大番狂わせを全く予想出来ていなかったこと。
本DVDの特典映像に限って言えば主役は吉本芸人、
特にトータルテンボスやキングコングを中心に構成されている。
それは大人の事情というよりも、単純にこの2組は
本命と有力視されていたのだからその意味では当然の流れか。
完全ノーマークだったサンドウィッチマンは
映像そのものが殆ど残っていなかった。だからこそリアルで痛快。
その番狂わせの発端となった敗者復活枠決定の瞬間を、
偶然にもカメラが捉えていることが唯一の救いだが、
そこでもまだその他大勢の1組だった。
このドラマとしては致命的な主役不在の展開こそが、
M-1=ガチンコを証明してるといえるのではないだろうか。
リアルタイムで初めて彼らを観たあの瞬間の、
あの得体の知れない不気味さは、このDVDを観た後も全く変わらない。
前年の完全優勝とは違う意味でパーフェクトな、
有無を言わさぬ説得力の逆転優勝劇は何度観ても鳥肌が立つ。
舞台上で「ざまぁみろ!」と吠えるサンドウィッチ富澤の狂犬ぶりは、
大波乱となった本大会の、まさに象徴といえよう。
お道化もの
大村さんのブログ読者の方には絶対外れの無い作品。
トータルテンボスファンには、たまらない藤田さんとのエピソードが満載の作品。
義父の天然のおもしろさ。
そして何より優しい気持ちになる笑いが詰め込まれてる作品。
こんな時期だからこそ読んでみてほしいと思う。
M-1 グランプリ the BEST 2004~2006 [DVD]
生放送でMワンを見たことがなかったのでDVDを購入した。アメトークDVD購入の流れだったのだが、優勝者がアンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、チュートリアルである2004年、2005年、2006年を収めたこのDVDは買いだった。もとはといえばトップランナーでチュートのネタを見たことに始まるが
要はテレビではなかなか普段見ることのない芸人たちの真剣な姿を見ることができるのだ。
しかも、麒麟、笑い飯、などなどアメトーク芸人も多い。
今となってはバラエティで司会やレポーターなどをしている彼らが
かつては白球をおい、バットを思いきり振り、ベースに突っ込む高校球児だったんだなあ〜とそんな心持ち。
高校球児とちがうのは、くだらないバラエティに身をやつしても、笑いという彼らの甲子園の夢はまだまだ終わらない!
TKプロジェクト「ガチコラ」(DVD付)
笑わせよう笑わせようっていう必死感のある楽曲も中にはあって其れが痛いので☆さげました。
其の点、笑い飯/麒麟のゆるい笑いはいいですね、
歌にするにはちょうどいいのかな。
特に笑い飯の楽曲、分かる人にはウケるのではないかと…
本人達も疑問もってたんだ、っていう。(笑)