太陽にほえろ!ソング・コレクション
ショーケンのブルージンのララバイはすごく好き 第1話でマカロニが張り込んでた喫茶店【パークサイド】では少年の魂がながれてましたね。あと俺の一番好きな刑事のドックが歌う思い出のキーラルゴいい。思い出のキーラルゴは、ドックやブルが食事してる店でインストバージョンが流れてました。殿下の歌う風よは、しんみりくるけどあの優しい殿下らしい。買ってよかったよ。
アマルフィ 女神の報酬 ビギンズ・セット ブルーレイディスク (本編BD+特典DVD)2枚組 [Blu-ray]
ものすごいお金をかけた日本の映画(製作はフジテレビだけど)である。オールイタリアロケの迫力の中、天海祐希、織田祐二を軸に佐藤浩市、戸田恵梨香、佐野史郎を始めとする豪華俳優人が熱演を繰り広げる。中井貴一が声のみ、福山雅治も特別出演している。
持病を持つ愛娘を誘拐される看護師役の天海は、言葉の通じない異国でも気の強い看護師を好演している。織田裕二も、ちょっと陰のある日本大使館の書記官役(本当は某機関所属?)が、相変わらずかっこいい。
対して、佐藤浩市の出だしでは、どうも「ザ・マジック・アワー」のやくざを演じる俳優さんを思い出してしまい、困ったものだった。
ちなみに、印象に残ったシーンの一つに、スペイン広場で織田がジェラートを踏みつけて階段を駆け上がるシーンがあるが、「ローマの休日」を意識していておもしろかった。
贅沢を言えばきりがないが、ハリウッド映画ならばローマやアマルフィの美しい風景をもっと効果的に画面に定着できたのではないか?と残念だった。
誘拐の背景(犯人の動機)には正直無理があるように思うし、天海が銃を構えてセキュリティうを向こうにさせるシーンなどは、どうかと思う。だいたい、大使館にそんなセキュリティをかける予算を日本政府はくれないですよ、今時。
ま、そんなかんなでアンバランスさも、スタッフの意気込みに免じて許してあげられる、そんな作品である。
俺たちは天使だ! Vol.2 [Blu-ray]
俺たちは天使だ! Vol.1 [Blu-ray] のレビューに続きましてVol.2のレビューです
1979年4月放送開始のTVドラマです。全部で20話あります
Blu-ray版は過去のDVD BOX版のリマスターのようですが、DVD版より映像が安定していますが、
なにぶんマスターが古いので画質はそれなりです。おそらくマスターはLD BOX製作時のものから変わっていないと思われます
Blu-ray版は3巻購入で全20話収録されています。まとめて見れるので便利です
(DVDは1枚に2話ずつ収録。全部で10枚)
収録作品
第 8話 運が良ければ相続人
第 9話 運が悪けりゃワンパターン
第10話 運が良ければ特ダネだ
第11話 運が悪けりゃゴリラが泣くぞ
第12話 運が良ければキッスができる
第13話 運が悪けりゃ死刑台
第14話 運が良ければリッチ・マン
ドラマも中盤にさしかかり、キャラクターを際立たせたストーリーが続きます
第9話はYUKOの名セリフ VSOPが登場します
お酒のVSOPではありません。見てのお楽しみ
第11話は新妻署の名物刑事 神保雄三(CAPがゴリラと読んでいる)が中心のストーリーです
ドラマ全般で熱血刑事役を極端な表現で演じているのですが、この回は落ち込んでいます
ドラマ中盤以降、各キャラクターに特化させたストーリーで飽きさせません
今回のBlu-ray発売にあたり残念な事がひとつあります
2001年限定発売のDVD BOX
・麻生探偵事務所事件ファイル1(VAP VPBX-11905/DVD5枚組)
・麻生探偵事務所事件ファイル2(VAP VPBX-11906/DVD5枚組)
ファイル1のDVD BOXのDISC5の中に、特典映像アンソロジー・メイキングのディスクが1枚付いていました
このDVD BOX発売を記念して、多岐川裕美と木下亮監督との撮影当時を振り返ったインタビューを収録しています
アジサンド誕生の秘話や各役者のエピソード話や撮影現場(真夏のクーラー無い中での撮影)の話とか
ファンの方には是非とも見ていただきたい内容です
今回のBlu-ray 3枚にこの特典映像が収録されていないのは残念です
(3枚目でしたら、特典映像収録する余裕はあるかと思います)
DVDの場合、現在は各DISC毎にバラ売り(1ディスク当り2話収録。全部で10ディスク)されたものを購入可能ですが、
俺たちは天使だ! VOL.5 [DVD] 購入してもこの特典映像は付属しませんのでご注意を
あけろ!ケイサツだッ!!探偵&ポリスアクションMUSIC FILE
今回初CD化の曲を含む、70年代中心のアクションドラマ・テーマ曲集。過去にCD化されている楽曲も、優れたマスタリング技術で音質が向上しているのがハッキリ判って嬉しい限りだ。
各社から70年代アクションドラマのコンピレーション・アルバムが色々と発売されているが、曲名の表記ミスや本編では使われていないはずのカバーヴァージョンの方を収録してしまうという間違いも見受けられていただけに、これぞまさしく「分っている人が制作した」という決定版の雰囲気がある。
『太陽にほえろ!』のメインテーマは各社のドラマオムニバスのアルバムには、ポピュラーな初期バージョンばかりが繰り返し収められているので、差別化を計って79年から使用されたNEWヴァージョンを選曲しているセンスも良い。
リスペクトと称したカバー演奏やRemix盤などの“モドキ”企画が跋扈する音楽世界で、本物が持ちうる良さを再認識させてくれるコンピレーション盤。
80年代以降のアクションドラマを網羅した第2弾も希望したい。
必殺仕切人 DVD-BOX
中村主水シリーズから独立した、三味線屋・勇次の主役編。
想像されるのは、初期のアダルト路線の復帰!!
…との期待は大きく裏切られ、この時期の必殺のバラエティー路線がメンバーを変えてもそのまま展開されています。
更に殺し屋キャストが多過ぎのも難点。まぁ、顔ぶれが豪華、とも言えますが、この多さがストーリーの
邪魔にさえなっています。第一、主役の筈の勇次が、女元締め然の京マチ子の参入により、何だかハッキリしない
ポジションに甘んじてしまっています。
殺しのトリは、ほとんど京さんのお国が取り、ドラマは日増の若さにかき回され、ドラマ自体のエンディングは
主水シリーズを意識したのか、勘平とお勝の夫婦のドタバタで終わり、毎回主役不明状態…。
番組途中で、お国、龍之介の姿が一時消え、殺しのメンバーが3人に成った時は「スッキリした」と感じた程。
ドラマ自体はその突拍子のなさを非難もされますが、むしろこのドタバタ世界には向いているかも…。
メンバー間にも作品カラーからも浮いてしまっている勇さんが気の毒な一本でした。