黒人霊歌集
洗練されたとても美しい発声ですので、『黒人霊歌集』特有の「魂の叫び」が伝わってくるかな、と思いながら聴きましたが、心の奥底に秘められた「哀しみ」がその真摯な歌声から伝わってきました。
バーバラ・ヘンドリックス自身のコメントにもありましたが、幼い頃から、教会を中心とした生活を送り、礼拝中に歌われる「黒人霊歌」との出会いはとても感動的だったと述べています。彼女の血に流れる「ルーツ」がこのような「哀しみの中から生まれる希望」を表現させているのだと感じました。
元々は1983年に発売されたものと1998年に発売された2枚のCDを1つのセット(2枚組)として発売された物ですから、「ジェリコの戦い」などは2つのヴァージョンを聴くことができます。
2枚目のCDは、ザ・モーゼス・ホーガン・シンガーズの合唱と一緒に歌っています。その分厚いハーモニーがまた「黒人霊歌」の醍醐味ですね。特に応答関係を持つ合唱曲にその魅力を感じました。
バーバラ・ヘンドリックスも、バック・コーラスがこれだけ素晴らしいと一層映えますね。
「時には母のない子のように」「誰もわたしの悩みを知らない」「深い川」「しずかに揺れよ、懐かしのチャリオット」「ギレアデには乳香が」「そっと行こう」「主はダニエルを連れ出されたのではなかったの」「けっして、ぶつぶつおっしゃらなかった」「いい知らせじゃないか?」という有名な曲が沢山収録されていますので、『黒人霊歌集』の好きな方にはたまりません。
特に「おまえはそこにいたか?(Were You There?)」の心の底から絞り出るような歌声は、これを聴く者をその敬虔な世界へと必ず導いてくれることでしょう。バーバラ・ヘンドリックスによって歌われる音楽はとても静かですが、このソプラノからは熱い思いが如実に伝わってきます。これこそが「黒人霊歌」なのです。
生活の木 フランキンセンス(オリバナム/乳香) 3ml【HTRC3】
別名が多いので有名:乳香、フランキンセンス、オリバナムみんな同じもの
抗炎症作用のあるボスウェル酸含有
関節炎によいらしいが、効果が出るまでに時間がかかるといわれている。
白檀とジョニパーベリーを足したような樹脂系のエグミのある香り。
高貴な香りと一般的には評されるようだが、おいら的には
甘みのない、古い高級な衣類のような少し抹香くさい感じの香り。
樹脂のままでは、乳鉢で散々時間をかけて砕かないとならない上に、用途はお香くらいしか思いつかないが、エッセンシャルオイルはベンゾインのように固形に戻ることもなく、使いやすい。
ハンドクリームを作る時に、おもいっきりエッセンシャルオイルが右手薬指にかかったが、何故か被れることもなく平気。決して真似しないでください。普通は腐蝕します。
世にも不思議なソコトラ島
「ソコトラ島」と聞いて、いったい何人がどこにあるのか?を言うことができるだろうか。
かくいう私も、某テレビ番組で初めて、その島の名前と不思議な自然を知ったばかりの一人である。
ガラパゴス、小笠原、マダガスカルそしてニューギニアといったところ以外にも
こんな島があったのか!と衝撃を受けた。
(イエメンの領土ですが本土よりもソマリア沖と言うほうが地理的なイメージはつかみやすいかもしれない)
そんなソコトラ島の植物、昆虫、風景などの写真がたっぷり収録されている。
表紙も美しいが、本文のすべてが、大変美しい本である。
花や昆虫がアップで一つ一つクローズアップされているので
図鑑代わりにもなりそうだ。
最終章は、著者の旅行記になっており、簡単な旅行ガイドとしても役立ちそう。
いつかソコトラ島のハチミツを買いに出かけたいものだ・・・
E01 地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々 2012
本ガイドブックがあれば大体行きたいところは網羅されますし、ドバイの市街地などもわかって便利。
どの程度深い部分まで探索したいかによると思いますが、ちょっと旅行に行って遊ぶぐらいならこれで十分だと思います。
もともと、ドバイは人口都市で、私はラスベガスに行く感覚で遊びに行きました。ですので、ホテル最上階のバーに行ったり中東らしからぬ都会的な遊びを楽しむのであればこれで十分です。
ほかの国も載っていますので、そこから軽く隣接地域へいくのであれば、これでOKですが本格的に長期間費やした旅行をするのであれば、もと詳細な記載がある個別ガイドブックを買うことをお勧めします。
とりあえず、ざっくりした一冊を持っていたい方におすすめ。