ゲームセンターCX COMPLETE
雑誌コンティニューの再録が多いですが、満足できる内容でした。
個人的にはスタッフへのインタビューが良かったです。
(6・5代目ADである鶴岡さん、高橋さんのインタビューがないので注意)
不満点は、もう少し挑戦を詳しく紹介して欲しかったのと、挑戦のネタバレが
非常に多いので、CXをあまり見たことがない人でネタバレを見たくない、
という人は、あまりおすすめできません。
ですが、ゲームセンターCXの番組本としては満足できる内容でしたので、
星5つです。
超魔界村
長きに亘る課長の魔界への挑戦も、いよいよ本作で決着を迎えます。
魔界の住民票はいりません、と課長に言わしめた超難易度の魔界村シリーズは、課長ならずとも、魔界に屍の山を築き、魔界に悲鳴をこだまさせたユーザーは、決して少なくないと思います。
エンディングを見た屈強なプレイヤーは、本当に少ないと思います。
しかし、完成された魔界村は、クリアせずともその名作ぶりを感じとれる名作です。
魔界村の代名詞たるレッドアリーマーも勿論登場し、アリーマー地獄を見せてきます。
このゲームは執念がないとクリア出来ません!
それ故、感動もかなりのものなのです!
私もその感動を求めて魔界へ行こうと思います!
勇気ある同志よ集まれ!!
ゲームセンターCX DVD-BOX
私はCSを視聴できる環境にない。初めてゲームセンターCXを見たのは地上波の編集バージョンだった。
お笑い芸人の有野晋哉(よゐこ)が、過去の名作ゲームを攻略する『有野の挑戦』という企画がおもしろくて、以来、地上波の不定期放送を楽しみにしている。
番組のDVDが発売されると知ったときも、すぐに食指が動いた。
しかし、実際にはなかなか購入に踏み切れなかった。
このDVDは『有野の挑戦』をメインに構成されている。私自身、ゲームは好きでも、詳しくない。収録内容を見るかぎり、知っているソフトは半分ほど、そのほとんどがタイトルに聞き覚えがあるくらいだった。
それでも見る価値はあるか。なにより8000円という価格に二の足を踏む。
結局、購入したわけだが、視聴後「買ってよかった」とホッとした。
お気に入りはDISC2の『プリンスオブペルシャ』。名前すら知らなかったソフトだが、この『有野の挑戦』は終始、笑いが止まらない。「興味ない」と言っていた友人も、再生画面をちらちらと見ては何度も吹き出していた。
ディスク二枚を合わせて4時間弱。有野のプレイ、有野のコメント、助っ人ADのキャラ、どれをとっても見ていて飽きない。
なかでも有野の力は大きい。こんなにおもしろい芸人と知らず、今まで彼を過小評価していた。スタッフやゲームに毒づく有野の言動は、どこかのんびりしていて、ほほえましい。その一方で、芸人としての鋭い突っ込みや奇抜なボキャブラリーはさすがである。
うれしい特典もついている。有野課長代理の名刺は、番組を見ている者ならにやりとする。解説書やボックスの「なまえ」もにくい演出だ。
ボリュームやソフトセレクトに不満な方もいるようだが、地上波で興味を持って、CSを視聴できない方には、まちがいなくおすすめである。また番組を知らなくても、レトロゲームが好きなら楽しめるだろう。
第二弾が出るなら、次は迷わず買う。一つだけ望むとすれば、価格をもう少しなんとか…
魔界村
小さいころ、1面クリアできたところを、友達に見せて自慢していました。
2011年・春、思い切ってクリアしてやろうと、再チャレンジ!
結果からいうと、「攻略サイト+ステージセレクト」を駆使し、13時間ほど掛かりました。
ステージ2は、大男をうまく避けながら。
ステージ3は、鎧を出さなければ苦しかった。
ステージ6は、連射が気持ちいい。
なぜか、大魔王が一番ラクでした。
・・・しか〜し!「This world is illusion」
「1周目は大魔王の作り出した幻であり、
真のエンディングは難易度が上がった2周目をクリアをしなければ見られない。」
・・・・・のだそうです。
わたしは、1周目で十分、カセット代”1500円”分遊びました。
ちなみに、もし自分がファ○通レヴュアーだったら”8”点ですね。
装甲悪鬼村正鏖 (チャンピオンREDコミックス)
PCゲーム『装甲悪鬼村正』のコミカライズ作品。
原作が濃過ぎるが故に色々気になる点がありますが、原作に似た“後味”を感じました。
良かった点
・“救済”など無い結末に、それを彩る演出。最終6ページでの苦い味は中々です。
・蜘蛛村正が触手に嬲られる。私に触手を好み趣向はありませんが、蜘蛛村正が絡んでいると言う事でその描写だけで元は取れた感があります。
スラッシュダークと言う本筋を外れる事はないので、評価は☆三つとしました。
気になった点
・剣の素人、且つ劒冑を纏わぬ少女が劒冑の甲鉄を両断したり、人間を小気味良く斬る。
・隙だらけとはいえ、本編以前の景明さんが、間接部を狙って劒冑を普通の太刀で切り落とす。
・必要以上の残酷描写
・全体的なボリューム不足
前者三つは演出上仕方が無いと割り切れ無くもありません。
残酷描写も、本編での暗転部を考えればまぁ妥当かなと(苦手な人は注意して下さい。断面図まではっきり描かれています)
また、ボリューム不足は逆に言えば想像が広がると判断も出来ます。
奈良原一鉄氏(原作シナリオライター)の装甲悪鬼を求めるならばイマイチな作品かも知れませんが、アンソロジーである『邪念編』が楽しめた方ならば、値段分の価値は十分にあるかと思います。