ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)
幼い頃から将棋を中心に生活を送り、まさに人生をかけて目指してきたプロ棋士への道が閉ざされ絶望し、漫然
と賭け将棋をして過ごしていた日々。そんなある日にアキバの受け師という、賭け将棋を生業にしている真剣師
に出会い完敗し、自分も真剣師として生きていく決意をする主人公の菅野。
その過程で菅野は七転八倒するのですが、心理描写がとにかく上手い。
菅野の将棋に注いできた情熱や矜持がよく理解でき、何か熱い気持ちにさせてくれます。
最近の展開はギャグ寄りの話なのですが、これもとても面白くセンスを感じさせてくれますし、これからどうなっていくのか楽しみな漫画です。
サムライ&ドラゴンズ デラックスパッケージ版
課金してCPを購入するんですが、それが単純に半額になる券が4枚ついています。他の得点を無視したとしても、このゲームの売値の倍以上の課金をする人にとっては、単純に購入した方が得になります。
その上で、アイテムやレアカードが付くのですが、その辺は役立つかはちょっと分かりません。最初からレアやスーパーレアでユニットを育てると、序盤はかなり効率が悪くなりますから。
ザンガード (ヤングジャンプコミックス)
将棋関連の盤面や頭の中の描写に(にも)定評があるハチワンダイバーのスピンオフ作品。主人公は隻腕の人形師の斬野シト。斬野と中静そよの対局から物語が始まり、秋葉原を守るヒーローのザンガードの活躍が描かれる。
ハチワン好きにとっては読むべきもので、ほぼ確実に面白いんですが、ハチワンを知らないとわからない部分が多いでしょうね。この人物がどういう人なのかとか。あと、将棋が出てくるのは最初の一話だけです。
エアマスターVol.1 [DVD]
個人的に 今 一番燃えるアニメーション。
登場キャラ達は媚びたところがない。性格はもちろん、デザインも声も。
走る、飛ぶ、叫ぶ、ぶつかりあい、燃える!
バトルシーンなんて、対戦ゲームで見飽きたと思っていたが、これはホント、ウソのようだがウソではない体を使っての戦いが繰り広げられていく。
このアニメは本当に本当に力強いのだ。
真夜中に出会ってから、そのパワーに引き込まれたまま。おかげで放映日翌日の水曜日は、毎週寝不足だが、こんなに放映時間が待ち遠しいものは久々だ。
ただ、残念なのは3話収録でこの値段ということだ。
ハチワンダイバー 26 (ヤングジャンプコミックス)
このシリーズは、ずっとコミック派で通して来て、本誌が今どうなっているのか分かりません。
コミック派の方なら分かって下さると思うんですが、次巻って楽しみですよね。ハチワンは毎回そう思っていました。
「ここで切るんかい!」「次まで後、何ヶ月待てば良いんだよ!」って。
その気持ちが最高になったのは今巻でした。
菅田と右角、因縁の再戦も。そよと凛、どちらの「勝って!!」の想いも。
その両方を応援したくなる。
定石で行くなら菅田が勝たなきゃダメでしょうね、物語的に。主人公だし。
でも前作「エアマスター」で主人公でない或るキャラがラスボスに相応のキャラを一撃で仕留めてしまった。そういう予想外な展開を仕掛けて来る作者だからこそ、次巻まで気を抜けない。
定石通りかも知れない。まさかの右角勝利かも知れない。どちらも負けられない思いをぶつけ合ってる。そこに、とてもワクワクします。
今まで「将棋なんて全然分からないけど、ハチワンて面白いな〜」と思ってました。
たかが将棋、されど将棋。只のゲームのハズなのに、そのせいでバタバタ人が死んで行く。
作中でも将棋を知らない一般人が「何だか将棋って面白そうだぞ…」と惹き込まれて行く描写があります。
実は、これって私達なんじゃないかと思いました。谷生=作者に「将棋ってこんなに凄いんだよ」と密かなアプローチをされている様な。
今まで面白いと思いつつもレビューは書きませんでしたが、今巻のジョンス対そよ戦の鮮やかさ、菅田対右角の愛を賭けた緊迫のラストに思わずレビューを書いてしまいました。
次巻の発売は12月、指折り数えて待つ日々が続きそうです。