美女学Vol.13 [DVD]
まず、最初に一言。
「素晴らしい」です。すごく良かったです。
美女学の最終巻になる今回は9期メンバー特集。
ずば抜けたダンス力と人形のような可愛らしさをもつ次期エース候補の「鞘師 里保」。
捉えどころがないのが魅力の「生田 衣梨奈」。
強烈な人懐っこさで、つねに笑顔全開の「鈴木 香音」。
元ハロプロキッズでとても中学生に見えない色気を感じる「譜久村 聖」。
このかなり個性的な4名が今回の主人公です。
2011年1月2日に開催された毎年恒例のハロプロコンサートで9期メンバー4人が発表された瞬間から2011年4月3日のモーニング娘の初コンサートまでの間を密着したドキュメントになっています。
素人であった彼女達がプロの厳しさを知り、先生や先輩に叱られ、涙を流しながらもレッスンを続け、厳しいリハーサルを繰り返し、ファンの皆さんに今出来る最高のパフォーマンスを見せ、コンサートの楽しさを知る。舞台裏の様子を収めた本当のドキュメントです。
約110分の収録時間があり、「美女学」最終巻に相応しい内容になっています。
自分の一番のオススメポイントは1月2日のハロプロコンサートで9期メンバーが発表された時、鞘師・生田・鈴木の3人はすぐに紹介されましたが、サプライズとして本人には内緒でハロプロキッズからもう一人加えたいと「譜久村」の名前をつんくさんが言った時の彼女の顔です。
驚きと嬉しさで涙を流した彼女の顔は忘れられないです。
譜久村 聖はこの後、何回か涙を流します。
9期メンバーが入って初のモーニング娘のシングル「まじですかスカ!」の楽曲が完成したとき、初めて曲がもらえた嬉しさで涙。
4月3日のコンサート終了後、大きな場所でコンサートが出来たことの嬉しさで涙。
今回のDVDには入っていないけど、ちょくちょく嬉しさで涙を流す彼女は本当に純心で可愛らしい。
そんな譜久村 聖のファンになってしまいました。
これからも頑張ってください。
モーニング娘。9期の
デビュー日から初コンサートまでの軌跡が収録されております
TVでは放送されてないシーンもいくつか入ってます
お披露目の日に朝よりも髪の毛が短くなってる謎が解けました
9期ファンなら満足できるでしょう
フォトテクニックデジタル 2011年 04月号 [雑誌]
表紙が橋本愛なので星5つです。少し生意気な感じの橋本愛が最高です。
橋本愛はもともと笑顔が少なく、カメラマンの2010年7月号でも表紙をやっていますがクールな感じに写っています。
巻頭グラビアの最後の2ページで愛ちゃんの笑顔が見られます、クールな感じもいいけれど笑顔も又最高です。
橋本愛のグラビアは表紙も入れて8カットあります。
毎号おきまりの自然や、風景写真、今月は「さかなの森」一見の価値有りです。
高月彩良(13歳)のグラビアが6ページ5カット。2008年7月にスカウトされ、2008年9月に「TBC東京ガール」で女優デビュー。これからが期待される女優さんです。
ワクテカ Take a chance(初回生産限定盤E)(DVD付)
付属のDVDが面白いです。珍しくもダンス無しです。全員が座ったまま歌唱している。
メンバーに怪我人が出た為の窮余の策だと思いますが、メンバーをじっくり見たい人には超お勧めです。
しかも、笑顔なし・立ち位置移動も無しと言う超レア盤。
新鮮で面白い。
リボーン~命のオーディション~ [DVD]
劇場では観ていないけれど、新垣里沙の演技と
田中れいなの劇中歌のデキが良かったと
聞いていたのでDVDを購入して鑑賞しました。
物語の内容は、未練を残したまま死んでしまった
偉人や有名人が再び生を得る(リボーン[re-born])ため
命のオーディションに参加するというもの。
で、ベベと名乗る無名の人物と10人の偉人たちで
10個の命を競うことになるワケです。
正直言ってバカげた設定だと思っていたけれど、
そんな先入観を思いっきり覆してしまうような内容
(多少のオチャラケやアドリブはあったけど)でしたね。
ちょっと話が丸く収まりすぎじゃない?って
感じる部分もあったけど、全体から見れば枝葉末節な
部分の話なので特に気にすることはないです。
ジャンヌ=ダルクを演じた新垣里沙には
他の出演者とは違う空気が漂っていました。
今度こそ自分の人生を生きたいと願う激しい情念、
火あぶりにされて殺された悔しさと人間不信の感情、、
人間同士の醜い争いに対する激しい憎悪、
最も守りたかったモノを守れなかった悔恨の思い、
これらをガンガンぶつけてくる姿には圧倒されます。
実際に劇場で観ていたらどうだったでしょうか、
もっと激しく心を揺り動かされたかもしれません。
そして終盤に見せる母性、満足そうな表情とセリフ…、
もう胸が詰まり言葉にならないです。
このようなすさまじい気迫や深い愛情が伝わってくる
新垣里沙の演技を間近で見ていた生田衣梨奈
(小野小町を演じた新垣里沙の後輩メンバー)が
彼女にベタ惚れしてしまった、というのも頷ける話です。
ジャンヌ=ダルクの人物設定に関しては史実に囚われず
脚色している(だから賛否両論あるらしい)けど、
それはフィクションということで大目に見ましょう。
三代目市川猿之助さんのスーパー歌舞伎の脚本を担当した
横内謙介さんだって、「新・三国志」に登場する
劉備は女性で、それを隠すために関羽は美髯を切った、
という設定で話を書いているのだから。
田中れいなの「なにもしらない」というバラード曲は
DVDでも十分伝わってくるレベルです。
ただ歌うだけでなく淋しそうな目を交え訴えかけるように
演じながら歌っているのが彼女らしいと思いました。
これも劇場で聴きたかったですね。
そしたらDVDでは気付かないものも発見できただろうに。
演技でも純粋無垢(意地悪な言い方をすれば無知で幼稚)な
ベベ役を好演。オーディション参加者に影響を与える
キーパーソンの役割を果たしていたし、
終盤のジャンヌとのやりとりも良かったです。
田中れいなの日頃の言動にはバカっぽさがあるけど、
単なるバカに新垣里沙の演技と対等に渡り合えるような
芝居はできないと思います。
他にも冷静で一歩引いたところから物語を眺めている感がある
シェイクスピアを演じた鞘師里保らも印象に残ってます。
鞘師里保以外の9期メンバー3人は初舞台ということもあって
未熟な面も目立ったけど、最初から上手い人なんていません。
彼女たちには今後経験を積んで成長してほしい、と思っています。
最後に残念な点を3点ほど。
まず9月30日の高橋愛卒業ライブが終わってから
本格的な稽古に入って10月8日初日という強行軍だったこと。
結果として舞台経験のない生田衣梨奈ら9期メンバーは
稽古不足のまま本番に臨むことになりました。
2点目はモーニング娘。として取り組んでいるモノなのに
公演期間が10日ぐらいしかなかったこと。
せめて1ヶ月ぐらい公演すれば実戦で揉まれる中で
大化けする9期メンバーやエッグの子たちもいただろうに。
それに日程が合わず観劇に行けなかった人も多いと思いますし、
もっと完成度の高いDVDも作れたはずです。
これら2点(事務所が無茶苦茶な日程を組んだことに起因する、
演者たちやスタッフにとっては何の落ち度もない
理不尽な理由だけど)がネックなので星はひとつ減点。
そして3点目は、どんな端役や声だけの出演でも構わないから
光井愛佳を出してあげたかった、ということですね。
さすがにこれだけは誰も責めれないし、
今さら言ってもどうにもならないことですけどね。