スーパー・ユーロビート・プレゼンツ・SEF・ゴールド
ヴェルファーレのイベント、スーパーユーロフラッシュ・ゴールドの企画盤。
イベントの雰囲気をそのままCDにしたというこのアルバムの選曲は
やはりSEBシリーズで発表済みのパラパラ向けの人気曲が中心。
とはいえ、散々収録された定番曲は少なく収まってるのはリスナーとしては好印象です。
そして、肝心のノンストップの出来はここ最近じゃ一番じゃないかと思うほどの充実っぷり。
“音ネタ”や“神業”のほか、HE-HEY DANCIN'で聴ける爆笑モノの現場ネタもこのアルバムならでしょう。
DJによるMCも要所要所に入っており、ディスコに行ったことがない自分としてはとても新鮮でした。
ちなみに、唯一の新曲であるボーナストラック「velfarre 2006 」はイントロから2番まで収録となっています。
個人的には2000のほうが好きです(笑)
聴き所満載のこのCD、ノンストップ好き、パラパラ好きの人は是非聴いてみてください!
ザ・ヴォイス
オペラのアリアからポップスまで変幻自在に歌うラッセル ワトソンはまさにゴールデンヴォイスの持ち主です。
伝統の国英国からは新しいものも次々に生まれますが、階級という暗黙の線引きのある国で、クラシカルな分野に労働者階級出身者が入ってくることは多くはないはずです。出自を聞いたとき、たまたまその少し前に見た映画「リトルダンサー」の音楽版ではないかと思いました。
オペラのアリアでは3大テナーも真っ青の出来映えですし、「明日にかける橋」などはサイモンとガーファンクルのオリジナルよりすばらしいと思いました。カバー曲というのは聞く側の慣れにもよるかもしれませんが、オリジナルを超えるということはめったにないことだと思います。感涙もののすばらしい歌声です。クラシック初心者にもお勧めのアルバムです。多くの皆さんに絶対のお勧めです。