NHK連続テレビ小説「おしん」オリジナルサウンドトラック
正直、テレビは2、3回見た程度ですが、タイトルバックが印象的でした。テレビアニメ「母をたずねて三千里」と同じ坂田晃一の音楽は、曲調や楽器なども三千里となぜか似ています。また、坂田晃一は、同じNHKでも大河ドラマなども担当していますが「おしん」では、大変メロディアスな、美しく悲しい音楽で全編綴られています。サンサーンス、ラベルに民族音楽を加えた感じ。昔、サンリオが劇場用アニメで「おしん」をリメイクしたのですが(監督は「哀しみのベラドンナ」の山本映一)、その時の主題歌も好きでした。しかしあれは映画用のみの物らしく、本CDには収録されてなかったのが残念。
小説・おしん〈下〉
この本は、どこの書店に行ってもみつからず、取り寄せようと思っても出版元にも在庫がないと言われ、最後の頼みでアマゾンにてみつけたものです。海外に住む人へのおみやげ用で、どうしても一週間以内に必要だったので、届くか心配していたら、本当にすぐに届いて驚きました。本の状態も新品同様で、100パーセント満足です。また良いものがあれば、同じ出品者より購入したいと思います。
おしん 完全版 試練編 東京・佐賀 [DVD]
小さい時に見ていたおしん。
その時は少女時代しか記憶になく、それなりに年をとってから見てみたくなり
今回購入。
今、この年になって解るこの作品の奥深さ。
ふとつまらない気持ちが出てきた時、立ち止まりたくなった時見たい作品です。
おしんの遺言
昨年、79歳でこの世を去った母が『おしん』の大ファンだったことを思い出し、
引き寄せられるようにしてこの本を購入しました。
当時はなぜ日本中が『おしん』に熱狂しているのか、わからずにいましたが、
本書を通して、「生きていくことは生易しいことではない。しかし、だからこそ価値がある」
という橋田さんの普遍的なメッセージに胸を打たれました。
仕事がツライとか、家庭不和だとか、何を甘っちょろい泣きごと言ってんだと、
亡き母から強烈な平手打ちを食らったような気分です。
「前を向いて懸命に歩いてさえいれば道はできる」
母がいつも言っていたことが、いま懐かしく思い出されます。
先日のニュースで『渡る世間は鬼ばかり』が終わってしまうと報じられていましたが、
この本のタイトルも何か意味深。
「これが最後」だなんて言わないで、
まだまだニッポンの母として、橋田さんには書き続けてほしい。
朝早くから母が涙を流しながら観ていた『おしん』、
あの頃は冷ややかに眺めてたけど、
DVDを借りて最初から観てみようと思います。