イスタンブール・マンボ(紙ジャケット仕様)
多彩で個性的なメンバー6人、これだけ力量の均衡がとれたバンドは世界中見ても非常に稀。それぞれが個性的で充実したソロアルバムを発表できて、他者のプロデュースまでできるのである。しかも。30年以上にわたって日本のロック界をリードするバンド活動を続けているなんて、なんと素晴らしいことか。常に時代の先を読み、優れたアルバムを発表し続ける。本アルバムではタイトルから伺えるように、無国籍的ロックを届けてくれる。いまでこそこのようなアイデアは他でも聞かれるが、これが1977年の作品と言うから驚きである。中近東的サウンドがあるかと思うと、他アーチストでもカバーされている名曲「さよならは夜明けの夢に」など、夢のような時が過ごせる。
はじめてのイスタンブール 雑貨とおいしいものと音楽に出会う旅 (P-Vine Books)
イラストと写真が満載の楽しいガイドブック。
題に「はじめて」と付いているが、本書を持って初めてイスタンブールに行く人は幸運だと思う。
海外旅行というよりも異国での生活体験、一般的な観光では足を伸ばせないような
ディープなスポットも紹介されていて、イスタンブールに長期滞在したいなぁ〜と思う本。
著者はベリーダンスで現地のライブハウスに上がってる位だから、この街との親密度は相当信頼できる。
地中海・猫の旅 6500キロ [DVD]
猫好きの方なら絶対に満足できるDVDだと思いました。
しかも、外国の猫さんということで
様々な国の綺麗な景色とともに可愛いねこ…贅沢!
しかもなんとなく猫の歴史までわかる!
それでいて、作品として重きが“猫”一点集中であり、
本当に気配りの行き届いた良質なDVDだと思います。
値段も手頃で映像もたっぷりで
ほどよいナレーションと音楽も素敵です。
ライブ・イン・イスタンブール [VHS]
インタビューが半分、コンサートが半分のビデオです。インタビューは英語なので字幕があればなぁ・・と思いますが、個人の事やメンバーの話をしているようです。一人一人コメントするインタビューは、歌う声とは又違って「あー、こういう話し方をするんだ~!」って雰囲気だけでも全然楽しめます!そして本番前にスッピンでリハーサルするメンバーにも会えます☆ジンジャーのスッピンがとっても可愛い!一瞬誰かわからなかったりもします。本番ではかなり奇抜なメイクで皆見違えてしまいます!カッコイイ本番ライブと、茶目っ気たっぷりの舞台裏が見れる貴重な映像ですよ!ライブはもちろん最初の曲からしてダンス&歌、共にカッコイイ!つい一緒に踊りたくなってしまうp(>_<)q。私はこのビデオを見てス!パイスがますます好きになりました☆
ウィンナ・ワルツ大全集
楽曲詳細にあるようにヨーゼフ・ランナー(1801年−1843年)からロベルト・シュトルツ(1880年−1975年)に至る22人の作曲家の計165曲を収めるウィーン軽音楽の一大アンソロジーである.
レントラー,ワルツ,ポルカ(速いものと遅いもの),ポルカ・マズルカ,ギャロップ,行進曲とウィーン風音楽を網羅し,ほぼ年代順に曲が配置されており,歴史的展開を追うことができるのは嬉しい.
ヨハン・シュトラウス2世が最多の75曲を収録しているのは当然といえよう.これに次いで,ヨーゼフ・シュトラウス28曲,ヨハン・シュトラウス1世18曲,ヨーゼフ・ランナー13曲,カール・ミヒャエル・ツィーラー11曲,カール・コムツァーク2世4曲と続き,それ以外の作曲家はそれぞれ1曲ずつ収録されている.
通して聴いてみると実に楽しい!名前だけ知っていた作曲家,名前だけ知っていた曲・・・・・それらがこうだったのか,と首肯されること請け合いである.
指揮は最後のウィンナ・ワルツ作曲家,最後のウィーン風の喜歌劇の作曲家として知られるロベルト・シュトルツである.ややテンポが速いようではあるが,十分に楽しめる.これだけの曲目を収めるためには不可避であったのであろうが,ウィンナ・ワルツ特有の繰り返し部分が省略されていたり,フィリップ・ファールバッハ1世の曲がなかったり,エドゥワルト・シュトラウスとフランツ・レハールが1曲しか収録されなかったり・・・・・などなど.しかし,これらを超える素晴らしいアンソロジーである.