Boxer―辰吉流発想法
辰吉さんの家族とのエピソードがやはり感動した。
特に父親、粂二さんとの子供時代のエピソードはすごく個性的で為になる。
また、辰吉流のボクシングへの考えが分かり、よりボクサー辰吉丈一郎を知る事ができる。
丈―辰吉丈一郎の軌跡
辰吉の写真などもたくさん収められていて、ファンにはたまらない一冊だ。彼が書いている本とはまた違った角度で楽しむ事が出来る。ぜひとも後二試合が見たい。その気持ちを再確認した。まってるぜ。
世界チャンピオンが語る! 日本ボクシング激闘列伝 (別冊宝島) (別冊宝島 1854 カルチャー&スポーツ)
各世代のチャンピオンであった人たちの回想録的な部分と、現チャンピオンのインタビューに答える構成が読んでいていい。
私は昭和38年からのボクシングファンであるが、かつて見たチャンプの中では「海老原博之」や「藤猛」などが印象にあるが特にすごかったと思うのが「大場政夫」だと思う。そういう過去の人たちに勝るとも劣らないのが今の日本のチャンプでは「西岡利晃」でありとてもよく頑張ったと思う。バンタム時代にはなかなかウイラポンに勝てずにもうだめだと思っていたら、再起してチャンプになった。彼とミニマム級の「井岡」に注目したい。そういった記事が満載の本である。どうぞ是非読んでみてください。