ホワイトアルバム -綴られる冬の思い出-(通常版)
まずは、ものすごく懐かしかった。
音楽も、シナリオも、CGも、発売日が延期になるところも(笑)
気づいたら土日が終わってしまうほどのめり込んでいました。
PC版の発売から10年以上。
CGも音楽も格段に綺麗になり、
フルボイス化やモーションポートレートの採用など、
当時に比べるといろいろとパワーアップしています。
マップでヒロインの居場所やイベントの種類もわかるので、
シナリオも進めやすくなって難易度は下がった感じですかね。
スタート時にすでに彼女がいるということもあって、
シナリオが進むにつれてドロドロした感じのストーリーになっていきます。
でも、普通にハッピーエンドを迎えてしまうよりも逆にリアルな感じがして、
個人的にはかなり感情移入してしまいました。
キャラクターの表情が伝わりやすくなったのも1つのポイントかな。
アニメの方は正直・・・・な感じでしたが、
やっぱりWHITE ALBUM好きです。
WHITE ALBUM キャラクターソング&サウンドトラック
アニメの最終回で二人の POWDER SNOWが流れますが、収録されているのとは少し感じが違います。映像のあるなしで、印象が異なるのは致し方ありませんが、ビデオクリップで、用意してほしかった。
大晦日の水樹奈々もこのPOWDER SNOWを歌ってほしかったなー。
WHITE ALBUM~綴られる冬の想い出~ オリジナル・サウンドトラック
PS3版WHITE ALBUMのサウンドトラックです。
曲は劇中で使用されたBGM及び挿入歌、そしてエンディング曲が収録されています。
決して悪くはないのですが、一つだけ注意点があります。
先に初回限定版を買われた方へですが、一緒に同梱されているサウンドトラックとほぼ内容が一緒です。
これに未収録で今回追加で収録されているのは主にSuaraさんの劇中挿入歌とエンディング曲位で、お金を出して買うとまでは少し物足りないという感じがしました。
通常版を買われた方、同作品をプレイして聴いてみたいと思った方は是非オススメしたい1枚です。
が、初回限定版を購入した自分としては☆−1で4とさせていただきました。
参考になればと思います。
WHITE ALBUM -綴られる冬の想い出- ザ・コンプリートガイド (電撃ゲームス)
PS3「WHITE ALBUM -綴られる冬の思い出-」の攻略本です。
内容は、
・ストーリー攻略
→システム解説
・キャラクター攻略
→各キャラ会話攻略、各キャライベント攻略
・イラストギャラリー
→一部CG
・コラム コレクション要素
→トロフィーについて
という感じです。
これを見ながらイベントや会話を拾って行くことができるのですが、他のキャラと関わるヒロインのイベントがあったり、
時限会話があるので、そういうチャートもできれば載せて欲しかった。
システム面ももうちょっと解説してくれると嬉しい。
CGを載せたのは、まだキャラエンディングを見ていないキャラにネタバレしないようなレベルで「え?なにこれ!?」とやる気を出させてくれる起爆剤だと思う。
とくに、問題は無い。
とても満足できる攻略本だと思う。
ちなみに、このソフトはこの本が無いと、完全攻略は不可能だと思った。
WHITE ALBUM-綴られる冬の想い出-AQUAPRICE2800
PC版をリアルタイムでプレイしていたおっさんのレビューです。
システム面については他の方々が書いておられますし、旧作からいるキャラについてもシナリオ面での大きな変更は無いので、
新ヒロインである「如月小夜子」について触れたいと思います。
敏腕プロデューサーである「緒方英二」。
その天才に見出された、妹の「緒方理奈」と「森川由綺」。
天才の血統である理奈と違い、由綺はごく普通の女の子が背伸びをして頑張っている…のだと当時は思っていた。
しかし、今回の新たな登場人物「如月小夜子」の物語を見る事によって、由綺もまた「天才」であったのだという事が解った。
普通の女の子…とは、小夜子のためにこそある言葉である。
歌が特別上手い訳でもない、演技が特別できる訳でもない、人付き合いが特別上手い訳でもない。
ルックスは…確かに秀でてはいるが、例えば「クラスで一番可愛い」というレベルであり、
「町を行けば誰もが振り向く」というほどではない。
小夜子は「才能という名のチケット」を持っていなかった。
そんな、ごく普通の女の子である小夜子が苦悩し、涙し、支えられながらも立ち上がり進もうとするお話です。
恋人である由綺と会えない日々が続く中、曲がり角で出会い頭に衝突というベタなラブコメのような出会い方をする主人公と小夜子。
「どこ見て歩いてるのよ!」とこれまたベタな展開が始まるのかと思われたが……彼女は泣いていた。
気にはなったが、もう会う事もないだろうと思っていた彼女と思わぬ再会をする所から物語は動き出す。
彼女の苦悩を知り、共に悩み、共に悲しみ、共に喜び、同じ時をすごしていくうちに御互いに惹かれあってゆく二人…。
と、王道ともいえる展開で、等身大な彼女に非常に感情移入できました。
ただ、彼女のシナリオの最後だけが…「え、ココで終わり!?」という感じだっただけが残念でした。
悪い点といえばそこだけでしたが、その部分こそがあまりにもショックだったもので、それだけで☆-1にさせていただいてます。
とはいえ…旧作から進化したシステム、フルボイス、そして新キャラの彼女を含め、PC版を散々やったという人にも充分楽しめます。