Boulevard De La Mort [DVD]
タランティーノ、グラインドハウス・オマージュ作品2本立てのひとつデス・プルーフ。
まったく、やりたい放題って感じです。
ストーリーなどあってない、ないに等しい作品です。
お姉ちゃんがいっぱい出て、ぐだぐだ話に花が咲き、
ぐだぐだまったりうとうとしているとド迫力のカーアクションで目が覚めます。
前半と後半でカート・ラッセル以外は役者が変わり、別のお話になりますが、
前半はカート・ラッセルの勝利。逆に後半は…。先が読めない展開でした。
Hなぐだぐだ話をしている割には、期待するHなシーンはまったくありません。
という実にくだらない感じなのですが、これがなぜかB級におもしろいのです。
ハリウッド大作では、決して出せない味わい深さがありますね。
B級映画の王様カート・ラッセルは、見事に役にはまっていました。
お姉ちゃんたちも個性豊かな方々で、飽きさせません。
B級な雰囲気の彼女たちの中にも、かわい子ちゃんをキャスティングしているところは、
もろ、タランティーノらしいです。
プラネット・テラーのローズ・マッゴーワン。
ダイ・ハード4.0のメアリー・エリザベス・ウィンスレット。
紅一点?って、救われる感じがしますね。
その他おもしろいのは、
キル・ビル、ユア・サーマンのスタントを担当したゾーイ・ベルの派手な演技。
プラネット・テラーのぶっ飛んだ女医マーリー・シェルトンが、そのままの役で出演。
同じく、保安官?も出ています。
小ネタの見どころ満載でした。
70年代っぽい作風なのに、携帯メールをやり取りしていて愉快です。
エンディングの歌も何だかいい感じで作品にはまっています。
まいど好き嫌いが別れるタランティーノ・ワールドですが、ボクは気に入りましたよ!!
エグゼクティブ・デシジョン [Blu-ray]
ブルーレイのジャケットは、映画公開から続いていたカート・ラッセルとスティーブン・セガールのWキャストから、カート・ラッセル単独クレジットのキーアートに変わりましたね。
このキーアートが物語っているように、実はこの作品の主役はカート・ラッセルで、相方のセガールが本来の彼の映画(「沈黙〜」シリーズ等)のような“お約束的”な活躍をしないまま、物語の中盤で突然姿を消してしまう。この予想外の展開によって、一気にストーリーの行方を見えなくさせて、観る側をスリリングにドキドキさせることに大成功した作品です。テロリストと大量破壊兵器を乗せ、ハイジャックされた旅客機にステルスのような特殊飛行機(劇中ではリモーラ)でドッキングし、鎮圧部隊が機内に乗り込むという設定も面白いし、乗り込むくだりで、部隊のリーダーであるセガールが消えるという事態に直面し、行きがかり上、旅客機に乗り移ってしまったテロ分析家のカート・ラッセルが知恵を働かせて、事件を解決するまでの展開が二転三転で非常に良くできているのだ。
あと話の最初と最後で韻を踏んでいるというか、オープニングのラッセルのセスナ機の免許取得(プライベートで)する実地試験のシーンが、実は最後のシーンにつながっているというウイットさも秀逸である。アクション好きには必見の1本だ。
Overboard [DVD] [Import]
A snobbish woman (Goldie Hawn) berates a carpenter (Kurt Russell) that was hired to build an "Imelda Marcos" type shoe rack for her boat. Of course she does not pay. Later she falls overboard and gets amnesia Naturally the carpenter takes advantage of this in a unique way. At first it it's fun; then love sets in. Will she ever regain her memory and them what? In the meantime what is her hubby up to?
Great plot and well executed.
デス・プルーフ プレミアム・エディション [DVD]
これはまじに「おもしろい」。女性同士の他愛もない会話。脚フェチ全開のエロなカメラワーク。デス・プルーフ仕様の殺人マシン。吹っ飛ぶ美脚。センス抜群の選曲。
どこをとっても「おもしろい」。
中盤だれるとの意見もあるが
これがあってのデスプルーフのおもしろさでありタランティーノの魅せる技術の高さではないのだろうか。
どうもタラは野郎どもがどんなもので喜ぶのがすべて把握しているようである。センスの良いオタクが映画を撮ったらこうなるのだ。
とにかく映画への愛が溢れ、楽しめる作品である。
ラストのカート・ラッセルのヘタれっぷりには爆笑した。
あと個人的にはメアリー・エリザベス・ウィステッドのチアリーダー姿はたまんなねぇ。
バックドラフト [DVD]
消防士の仕事に対する誇りと、仲間に対する信頼、兄弟についてのストーリです。
演じている俳優もカート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィンと豪華。火災現場のシーンはCGと実際の炎が上手く使われていてすごい迫力です。ラスト近くは涙なしでは見れないはず。(私はいつもティッシュを片手に見ています…)人生ドラマとしてもお勧めです!!