机のなかみ [DVD]
青年まんがを映画化したような感じです。あべこうじの妄想が炸裂しています。あえてエッチな妄想も、即否定しない所に、監督の優しさを感じます。
あべこうじの彼女(みーちゃん)が泣かせてくれます。
オムライス [DVD]
料理と写術を十八番にしているキム兄だけあって、独自の妄想の膨らませ方は、唯一無二の角度を攻め込んでいく。
テニスコートの金網に掛かっているS字フックや、寿司屋の看板、ポスターの水着モデルetc.に対し、堂々と自分の世界観を力説できる天才は、西ではキム兄、、東ではみうらじゅんが頂点であろう。
故に、映画というよりサブカルの要素がかなり強く、不可思議な見応えに戸惑うが、キム兄の芸の真骨頂を存分に味わえるので、スライドショー好きには絶好のテキストである。
では最後に短歌を一首
『街歩く ケータイ片手に パシャパシャと 膨らむ妄想 ふんわり包む』
by全竜
絵画における真理〈上〉 (叢書・ウニベルシタス)
絵画における真理という言葉を契機に絵画と言葉とのアンビバレンツな関係が散文詩的に、しかし緻密に記述される。
それは、この本の序文でもあるパス=パルトゥーにおいて4つのパターンに解析されるが、その内容は実に秀逸で、誰であれ、美術や絵画に関心を持つ者は一度は読んでおいた方がいい。
美学的な立ち位置で絵画について語るのではなく、作品としてある絵画の、その個々の内容に言葉はどこまで迫れるのか?これは美術や絵画にかかわろうとする者ならだれしも一度は立てるであろう問いである。だが本書にその回答を探そうとしてはいけない。
カントの判断力批判によって定式化された近代以降の美学的言説は、それがよってたつところの形而上学によって意義は強化されるのであり、そればかりか、恐らくは絵画について述べられるいかなる言葉もそこに作用する強制力から自由なわけではない。それは本書におけるデリダの言葉も例外ではないわけだ。だから、本書は絵画を巡るディスクールであり、絵画が含まれる何らかの状況に対し、何らかのドグマとなる見解が述べられるのではない。
絵画の周辺を巡るディスクールは、それは形而上学の脱構築を遂行したのだろうか?しかし、それは既に哲学の問いであって、絵画はそれ故、それ自体で充足する作品であり続ける以外にないのである。そして、それ故、絵画を巡る個々のディスクールの、それらの意義とも無縁なのである。
衝撃!誰も教えない不動産投資のウラ側
不動産投資を検討している初心者です。
これまで、「金持ち父さん」を始め、複数の関連書籍を読みました。
手を出してみたいと思いつつも、なかなか踏み出せないでいるのは
レバレッジ効果を最大限に活用する方法がなかなか理解できないからです。
本書ではレバレッジ効果を利用して複数の物件を所有するという考え方が示されていました。
斬新な考え方で参考になりました。
決定版 ゲルソンがん食事療法
癌になった友人のために治療法を調べていてマックス・ゲルソンという医者を知りました。過去に難病と言われた多くの病気の原因は栄養や代謝の問題だったという事実があります。理論的で説得力があります。医学界からは異端視されているのかもしれませんが、病気にかからないためにも、生活習慣を見直すためにも、多くの事を考えさせられる一冊でした。私自身過去に手術や大量の投薬で身体を傷つけ、体力を大いに消耗した経験があります。もしもまた将来難病と闘わなければならない状況になったら、迷わず実践するでしょう。