まぶたで健康革命―下がりまぶたを治すと体の不調が良くなる!?
腱膜性眼瞼下垂症について難しい内容を分かりやすく書かれています。
著者はこの分野の第一人者である信州大学医学部形成外科の松尾教授です。
眼瞼下垂から肩こり、頭痛、うつ病を併発することもあるそうです。
原因不明の肩こり、頭痛で悩んでいる方がいらしたら是非この本を読まれるのがよいと思います。
犯人たちの部屋 ミステリー傑作選 (講談社文庫)
このシリーズも本編だけでも50巻を超えました。毎回毎回素晴らしいミステリーの短編が紹介され、非常に楽しみなアンソロジーになっています。今回も、粒ぞろいの10作品が所収されています。
「ラストドロー」(石田衣良)「蕩尽に関する一考察」(有栖川有栖)「招霊」(井上夢人)「盗まれた手紙」(法月綸太郎)「瑠璃の契り」(北森鴻)「死者恋」(朱川湊人)「絵の中で溺れた男」(柄刀一)「走る目覚まし時計の問題」(松尾由美)「神国崩壊」(獅子宮敏彦)「Y駅発深夜バス」(青木知己)
どの作品を取っても本格ミステリーの楽しさを満喫させてくれます。
個人的には、「瑠璃の契り」の雰囲気が大好きです。
「蕩尽に関する一考察」「走る目覚まし時計の問題」の犯罪ではない軽さもいいです。
どの作品を取っても実に印象的な作品ばかりでした。