アイデンティティー (ヴィレッジブックス)
このノベライズのもととなった同名の作品は、いわゆるホラーっぽいテイストを伴ったサスペンス映画として売られていて、まぁ確かにそういったモノではあるけれど、カメラワークをはじめ、演技陣のアンサンブルの処理のうまさなど、全体には意外に奇をてらわないオーソドックスな造り。
後半以降の展開―そのインパクトこそ、個人的には“中”程度だったが―のアイディアには唸らされたし、後味もそれほど悪くなく(これ、けっこう重要)、好感の持てる一作ではあった。
そんな、いわゆる《小品佳作》のノベライズとして、この小説版は、映画本編ではバッサリと削られたそれぞれの背景や心理描写などがしっかり描き込まれており、これだけ読んでもイケそうな、独立した面白さもある。
ただ、「訳者あとがき」にもあるように、これを読む前に、まずは映画本編を観て/見ておく方がベターかな、とは思う。その訳者・ガース柳下こと柳下毅一郎氏による訳も快調。(以下に挙げるのは、オチにはまったく関係してこない、このノベライズだけに登場するネタだが、)登場人物のひとりが『ホビットの冒険』を子供の頃に読んで以来、出かける時には絶対にハンカチを忘れないようになった、とか、あの“Kill Bill Vol.1”の本編にもこっそり登場するハンド・ローションだとか、そういった類の小ネタによるくすぐりも効いている。ただ、この本、ページ数から行くと、価格がちょっと高い気もするのだが。
MIXED IDENTITIES 2.0
これは凄い。初めて聴いたとき、日本のHIPHOPも遂にここまで来たかと感極まりました。
とにかく理屈抜きで最高に格好良い。一曲目の「Get Famous - 有名になれ」から完全にKOJOE WORLDに
持っていかれる。とにかくFLOWが凄い。
日本語と英語を織り交ぜ見事なFLOWを聴かせたかと思えば、全く別人のようなアイズレーばりの
シルキーヴォイスで歌いまくる、また曲も自分で作るなど、今まで存在してきたRapperとは完全に別次元の
才能を持つARTIST、RAPPERです。今後もまだまだ成長し続けるでしょう。また楽曲のクォリティ・アレンジが素晴らしいです。サンプリングの良さと作りこみの良さが丁度良い塩梅で同居していて、懐かしいながらも全く新しいものとして耳に飛び込んできます。欲を言えば、まだまだ若いでしょうから、良い意味で齢を重ねて、素晴らしく深みのあるソウルミュージックのような成熟したリリックを聴かせて欲しいなと思いました。
アイデンティティー コレクターズ・エディション [DVD]
監督のジェームズ・マンゴールドは、本作のほか、『ニューヨークの恋人』『ウォーク・ザ・ライン』、『3時10分、決断のとき』などを演出した。中でも『17歳のカルテ』は出世作に当たるだろう。純然たるサスペンス(スリラー)は、『アイデンティティ』のみで、若いゆえに器用なのか作風も多様で、才能を感じる。本作には、ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、レベッカ・デモーネイ、『17歳…』にも出演した(おそらく監督のお気に入り)クレア・デュヴァルなど味がある実力派の役者が揃って、恐怖感を一そう盛り上げている。
本作を、意外な拾い物という感じで受け取る人が多いようだが、それは公開時の宣伝などの扱いが小さかったという所から来ているのだと思う。本格サスペンスのようなどっしりとした趣こそないが、小手先の変化球というには面白すぎる息もつかせぬ展開と、登場人物が増えるごとにどんどん深まる謎と恐怖、そして人によって評価が異なる「あっという結末」まで、見ごたえ十分。B級映画の薄っぺらさとは無縁で、設定に沿ってよく練られた脚本といい、ネタに陥らない演出といい、地味ながら隠れた傑作と呼んで構わないだろう。他の作品でも見られる、得意の心理描写が、この映画に奥行きを与えることに成功している。
結末を知ってしまうと、この手の映画によくある超安易な「ゆ●オチ」「う●●う●●オチ」など、「騙し」のバリエーションの一つにすぎないじゃないかと酷評したくなるむきも、わからないではないが、それらよりはるかに巧妙で複雑。ミステリーがとても似合うキューザック、スリラーならこの人・リオッタほか役者陣の演技も上手いし、たたみ掛ける恐怖の演出も見事。ぜひ安心して「騙されて」いただきたい。
仕事で使っているノートが15.5インチと大きめで、一眼レフカメラも収納できてしかも自転車
移動なので背負えるバッグ探していました。
第一にデザインが面白かったので、買ってみました。カメラ用のインナーバッグが付属。
【良い所】
デザインが好き。
防水。
左右両方から直接荷室にアクセスできるので、どちらの肩にかけても取り出しやすいほうから
カメラを出したり、お店で財布を出したりしやすいです。
荷室は上下に分割可能。そのほか、PCスペースを入れると3つの荷室。
【気になる点】
すっきりとした寸胴型で、サイドポケットなどは一切無し。デザインを活かしながらも
携帯などが入れられるポケットが欲しかった。
内部にもほとんど仕切りやポケットがないので、トラベルポーチを購入して仕込みました。
個人的には内部にもう少し収納の機構が欲しかったです。
アイデンティティー
こんなストーリー初めて読みました!!!
正直に白状しますと、ジャケ買い(笑)したんです。表紙の絵が気に入って☆
だけど、ジャケ買いも悪くない!
本当は始め、ダラダラと独りよがりの日記が続くのかと思いました・・・ところが!
いつの間にか、ストーリーに引き込まれアサの感情が切ないくらい伝わってきちゃって(泣)
友達にも読んで読んで!と進めまくり、回し読みされ続けている為かちょっぴりボロボロになっちゃったので保存用にもう一冊購入を考えてます。
私的には、大介さんがヒットですが。友達は賢君に惚れたらしいです(笑)
あんまりストーリーに触れるとネタばれになってしまうので、とにかく読んで!