外国人のための雇用・受入れ手続マニュアル
本書は、外国人の在留資格の件は勿論のこと、初めて従業員を雇用するのに避けて通れない労働保険・雇用保険といった部分から、帰国時を含む外国人の社員の税務に至るまで、説明されている。
一連の外国人雇用に関するシームレスな説明になるべく工夫が感じられる。
いきなり外国人を雇用するベンチャー事業主や、雇用に難しさを感じる中小企業診断士には、非常に役立つだろう。
外国人雇用マニュアル (「小さな会社」シリーズ)
大きな改正のあった入管法についての解説が詳しく、技能実習制度の変更箇所についても細かく解説されている。
労務管理や保険業務、税務などの解説も一通りされているので、中小企業で外国人を雇用しようとする際には大体のポイントは押さえられるだろう。
最近は、有名大企業でも新卒採用の半数が外国人、なんてことが結構あるので、時代的に求められている1冊では。
こんなにおもしろい行政書士の仕事
本書は「行政書士ってどんな仕事をしているの?」
に現役バリバリの行政書士が答えた本です。
佐野先生の日常生活が時系列に沿って紹介されています。
朝から晩まで忙しい日もあれば、早めに切り上げてゆっくり
することもありますし、業務内容も入管申請やその他の業務
など多岐に渡っています。
行政書士は扱える書類が相当数にのぼり、さらに普段は
馴染みがないために「どのような仕事をしているのだろう?」
と疑問に思う方も多いともいます。
本書を読むことで行政書士のお仕事の大枠がわかります。
やりがいのある素晴らしい仕事だと感じました。
また、本書はページ構成が素晴らしいので大変読みやすいです。
外国人のための起業・会社設立支援マニュアル―国際業務必携!
This book contains important information for foreigners to start business in Japan: Companies Act, Labor Act, insurance, immigration, taxation etc. As the author notices, basically this book is valid for small business; as for larger enterprise, additional restrictions which are not mentioned, such as minimum of handicapped employees, are placed. Anyway, from my point of view, choice of the information is done well.
Yamada, Autistic Registered Management Consultant
ユダヤ人の脅威―アメリカ軍の反ユダヤ主義
この著作は、19世紀末から第2次世界大戦にかけてのアメリカ軍に存在した反ユダヤ主義を、軍情報部の秘密資料を中心とする膨大な資料を解読して提示した著者渾身の力作。ナチスの反ユダヤ主義が強調されがちであるが、ナチスに敵対していたアメリカ上層部にも根強い反ユダヤ主義は存在した。こういったアメリカにおける反ユダヤ主義は、9.11の同時多発テロ以降も形を変えて継承されている。「文明の衝突」を批判する向きもあるが、本書を読めば、「文明の衝突」が現在の紛争の根底にあることが確認できよう。