現代落語論 (三一新書 507)
立川流・家元 立川談志師匠の 逸品!です。 この本は 復刻版のようですが 落語界ではバイブル的名著だと思います。 初版が昔出された時期に 談志師匠がここまで きっちり落語についてかかれたことに 脱帽です。 桂文珍さんも 参考に読んだとか・・・。賛否両論が分かれる 談志師匠ですが この本は 落語を愛する方に 是非 読んでいただきたい お勧め本です。 価格も良いかと思います。
談志大全 (上) DVD-BOX 立川談志 古典落語ライブ 2001~2007
残念ながら、一期一会の「生」で家元を堪能できることは既に皆無に等しい。まあ、高座に上がっても、何もしゃべらなくても良い。ただ、その存在だけで十分。その分、このDVDで最晩年期の奇跡の高座をご堪能あれ。収録日、生で感動させていただいた2007年12月18日の「芝濱」。この年の「芝濱」は、銀座中央会館と、読売ホールで高座にかけられていて、どちらもこれ以上に無い出来だった。ただ、感情移入を幾分抑制した読売ホールのモノのほうが、私は好き。で、このDVDとなる。アドリブは、時として、奇跡の芸術を生むことがある。その証明が、この「芝濱」。この一席のためだけでも、このDVDセットを購入する価値あり。とはいえ、落語は生き物、その日のできはどうあれ、やはり「生」で楽しむものであることだけは確かなのだが.......................。「生」での演者と客、高座と客席の間の生きた空間の緊張感。これは、DVDやCDでは伝わらない。ただ、人生の内でそのような至福の瞬間を体験できるのは、極々稀。その痕跡だけでも記録として残してくれたこのDVD、買うしかない!
情熱大陸×立川談志 プレミアム・エディション [DVD]
今これに収録されている「らくだ」を見終わった。
感激して、いてもたってもいられないのでこれを書いている。
私はまだ20代の若者だが、師匠の落語はとんでもない芸術の域にあると心底感じた。
とりあえず、見て頂きたい。
正直に生き、正直に芸と向き合い続けるとこんな表現にまで達するという事実を。
叶うならば、一度高座に足を運びたかったです。
立川談志自伝 狂気ありて
私は立川談志のファンだ。だから買ってしまった・・・。前作の”遺稿”がラストだと思ってそっちも買った。
もしかしてまた出るのかもしれない。まぁ、また買ってしまうだろう。手塚治虫のネオファウストも未完だった。
太宰治のグッドバイも未完。立川談志の最後の作品も未完。立川談志一筋縄にはいかない。わかってるつもりだったが
また突き放された感じだ。”狂気ありて”まさに代名詞。