佐藤ひろ美 the BEST-Ever Green-
姉妹編にあたる「Sky Blue」と同じく、佐藤ひろ美がボーカルをつとめるアニソン・ゲーソンが「これでもか!」というくらい詰まったアルバムです。
「Green」と銘打ってあるように、グリーングリーン関連の曲がやや多めです。
もちろんアニメやゲームの楽曲に限らず、今までのアルバム曲もしっかり収録されています。
歌詞カード中、一曲ごとに一言コメントが添えられているのですが、これがまた素晴らしい。
収録当時を思い返しての言葉や、作詞作曲に込めたメッセージ、などなど……。
手元に置いて、時折手にとってパラパラとめくりたい、そんな素敵な小冊子つきのベスト盤です。
虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)
はまる人はきっとはまるけれど、よくわからない人はよく分からない、そんな作品ばかりです。
絶賛する友人につられて読んだけれど、わたしは、はまれないほうの人間でした。難しくて。
日下兄弟だけ、よかったというか、まだ理解できた作品だったというか…
決して悪いわけではないです。イイ!と感じるには、合う合わないがあるんだと思います。
マンガを読んで、じっくり考えるのが好きな人には、いいんじゃないかなという本です。
ムシウタ 第1巻 限定版 [DVD]
原作は未読です。
なので、原作との違いとかはわからないんですが、確かになんだか違和感を感じます。
初めの何話かは、「とっかん(字がわからない)」とか「欠落者」みたいな用語の解説がなかったり、誰が正義で誰が悪の設定なのかわからなかったり、終わりの2話で取ってつけたみたいな急展開だったり。。。
(原作でもそうなんだろうか?)
ですが、OP・EDが良かったり、(主観ですが)キャストが合ってたり、また、中盤の切ない雰囲気が抜群に良かったり。。。
あと、詩歌が素晴らしく可愛かったりで、なんだかんだで、個人的には割と良いアニメだったと感じました。
欲を言えば、せめて2クール使って、中盤からラストまでを上手く繋いでほしかったかな。。。
これから原作も読んでみようと思います。
ムシウタ11.夢滅ぼす予言 (角川スニーカー文庫)
とにかくすごい。
各巻ともに読み終えた後の余韻ははんぱなかったけど今回は言葉にすることができない。
怒涛の展開はもちろん物語の根本とも言える謎の解明、それらを吹き飛ばすほどの最終ページ。
さらに今巻を読み終えたことで、今までの巻それぞれにある山場や複線ですらまた読んでしまいあれはこう続いたのかと。
既刊の全てを結びつける今巻はまさに、最後のピースと呼ぶにふさわしい。
完全に回収されてない複線もあり、次巻が楽しみでしかない。
岩井先生ありがとう。
ムシウタと出会えて本当に幸せです。