アズ・クロース・アズ・ポッシブル
前作はそこまで五人の頃と異なる印象は個人的に受けなかったです。
しかし、このアルバムはまったく別物だと思いました。
一般的に考えられているであろうイメージのオフコースらしくないアルバムだと思います。
しかし、俺は名盤と思います。
個人的な聴き所は「白い渚で」と「嘘と噂」ですね。
シングル曲の二曲も悪くないし好きではあるけど、上記の二曲の方がより素晴らしいと思いますね。
アルバム通してオフコースらしくない空気に支配されたアルバムだと思います。
外部ミュージシャンの参加による影響ゆえなのでしょうか?
また松尾さんや清水さんが書いた曲もそんなに嫌いじゃないけどな〜、俺は。
「心の扉」はかなり好評価です。
あと、「Love Everlasting」は良い曲だとは思うけど、クレジット見るとどうやら小田さんの声以外は全て外部ミュージシャンのようで…、「オフコースの曲」とするのには疑問が残りますかね…。
個人的には、
『裏最高傑作』だと思います。
俺評価では★9個です。
(★10個満点で)
異質なオフコースを堪能したい方にお薦めしたいです。
12人のヴァイオリニスト
選曲がいつかどこかで聴いたなという親しみやすさがとてもいい
ヴァイオリンのもつ深みのある音色と複数台ならではのハーモニーが心地よい
クラッシックになじみの無い人でも充分聞き応えがあるのでは
ちょっと不思議な小宇宙 (アクションコミックス)
小田扉先生の発想に驚くばかりですね、特に最後の話の「十徳鼻」
カラスと家庭を顧みなかったおっさんとの冒頭の対決シーン
「アホや」と思わず吹き出しました
嫉妬すら覚える発想力です
前夜祭 (モーニングKC)
とある中学校の文化祭にまつわる物語。ストーリーの序盤は思春期の少年少女に特有の
「イジメたりイジメられたり」「好かれたり嫌われたり」「友達が出来たり孤立したり」
の人間関係がリリカルに描写され、
「この作品はストレートな青春モノかな?」などと思わされたりしますが、
文化祭の中で行われる奇祭【泥祭り】がフィーチャーされ始めると、小田作品に頻繁に見られる
“日常のすぐ隣にあるサスペンス” “壁一枚隔てたすぐ近くにあるシュール”
の真骨頂の様な展開となります。
5年前の在校生の少女・チカの謎めいた死を巡って、女教師や用務員の過去/トラウマなどが語られ
絡みあっていく様子はなかなかシリアスで、上質な人間ドラマの様相。
それでいて、文化祭前夜に訪れた「一陣の疾風の様な出来事」をオリジナリティー溢れる
表現と演出で「軽やかなエンタテインメント」として読ませる手腕、さすがです!
本編以外に1ページから10ページのボリュームの短編が9本収録されており、こちらも
山の中の雀荘や都市伝説になりたい男たちや警官もどきや温泉もどきやナメクジの医者など…
自由過ぎるキャラ/シチュエーションで楽しませてくれます。
かなりお得感の有る一冊ですよ!