お茶にごす。 11 (少年サンデーコミックス)
「お茶にごす。」の最終巻です。
基本的にヤンキー漫画・ツッパリ漫画は好きではないのですが(どちらかというと文系のオタク系だったので)、この人の漫画は何故か好きです。「今日から俺は!」の伊藤と三橋も、「天使な小生意気」のちょっと変わった女主人公も好きでした。西森さんの描く漫画のキャラクター達、悪いヤツは本当に悪いんですが、主人公達とその仲間たちが怒らせたら怖いものの変に可愛い子供っぽいところがあって、かわいくて、ギャグ漫画がベースということもあっていつも楽しませてくれます。
今作も、実は今流行りの文化部系部活動漫画の一翼を「茶道部」として担っているのですが、茶道部という部活動と主人公のギャップが面白くていい感じです。また学園ものということで主人公には憧れのヒロインがいるのですが、その関係にも今作の最後ではきっちりと答を出してくれていて、そのあたりも気持ちよく物語のラストの余韻を味わうことが出来てよかったです。
お勧めです。
天使な小生意気8 ノートリミング・ワイドスクリーン版 [DVD]
一度観たらやめられなくなるストーリーや
魅力あるキャラクターが本当にこの作品の
醍醐味だと思います。
”男らしい”ということも考えさせられま
す。
