みつばちマーヤの冒険 VOL.1 [DVD]
な、なんと、オープニングで驚きました。歌っているのは演歌歌手の水前寺清子。でも、これが結構、似合っています。お得意のこぶしをかなり抑えてあり、マーヤを見守るような暖かい感じで私はとても好きです。
マーヤはミツバチなので、主食(?)は花の蜜と花粉。とってもおいしそうで、思わず、花を食べたくなりますよ。
みつばちマーヤの冒険 (小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ)
「ぐんま昆虫の森」展示コーナーで拡大されたマーヤの絵を一点だけですが
観たことがあり、いつかは本を見たいと思ってはいました。
読売新聞の第1面に写真入りで熊田氏が紹介されていたので、たまらず購入しました。
小学1年の娘に読んでやりながら初見。ページを繰るごとに、
ぐっと胸の奥に迫ってくる美しく鮮やかな色彩。
リアルな昆虫たちの姿(特にクモなど)に娘はこわごわながらも
目が離せない様子でした。
絵本の読み聞かせボランティアをしていますが、
正直、クラス単位の人数での読み聞かせには不適と思います。
理由は文章はほんのダイジェスト的にあるだけで、
熊田氏の絵による昆虫と植物の世界をこころゆくまで堪能する本…といった趣だからです。
この本を見ると、原作者ボンゼルス氏のできるだけ原文に近い本を読みたくなります。
なぜなら、よくある絵本「みつばちマーヤ」ではこの絵が物語る「おはなし」の全容を
知ることができないと気づいたからです。
本書の最後に熊田氏が「いとしきマーヤとともに」という2ページにわたる
文章を寄せていますが、それを読むと
日本国内に流通している「マーヤ」本では誤訳から「スズメバチ」が「クマバチ」と
取り違えられていたり、クルトは実はカブトムシではなかったなどの
基本的な間違いが指摘されていますし
そればかりでなく、スズメバチの恋人がトンボ(オニヤンマ)のシュヌックである! という
原作のディテールを知らないことに気づかされるからです。
熊田氏の昆虫に寄せる深い愛を感じる一冊です。
★4つの理由は、文章があまりに抄訳すぎるので、もったいない、というのが理由です。
出版社側の都合であったにしても、物足りなさすぎです。巻末収録でよいから
もっときちんと原作の内容がわかる配慮がほしかったです。
懐かしのテレビまんが主題歌大全集
演歌って暗いし酒とか女とか自分と関係ない世界という感じがして嫌いだったから、演歌歌手の歌唱力というものを過小評価してきた気がする。「みつばちマーヤの冒険」で聴かせるチータの歌唱。なんてやさしげなんだ。すばらしいの一言である。伊勢正三の楽曲の良さももちろんナイスです。
みつばちマーヤの冒険 コンプリートDVD-BOX(期間限定生産全7巻・トートバック&ピンバッジ&お花図鑑・昆虫図鑑シート入り)
子供が成長するには大切なことをたくさん学べます。
ぜひ、これからの未来明るい世界を作るためにお子様にお勧めです。
新みつばちマーヤの冒険 DVD-BOX
「みつばちマーヤの冒険」35周年に便乗して発売してくれた続編?の「新マーヤ」のDVDです。
なんと初のソフト化になります。 初代のマーヤは、偉大な監督のお陰で作画、演出すべてが最高
の出来でしたが、「新マーヤ」はすべてにおいて残念な結果になってしまった作品です。
今回のDVDのマイナスポイント
●画質が汚い(ニューマスターが制作できないのならせめてリマスター処理ぐらいはして欲しかった。)
●映像特典が全くない(現存している素材集などを可能な限りいれて欲しかったです)
●新番組予告、各話の次回予告がない(これは最低限入れるべきではないでしょうか?)
●ジャケットに魅力がない(旧マーヤのDVDジャケットの素晴らしさと比べてしまうとかなり残念な構成)
ここまでの内容なので購入してくれる方はすくないと思いますが、まずはレンタルをして
から「マーヤ」の冒険の世界に触れてみてはいかがでしょうか? きっと新しい発見がある
はずです。