ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム
これは素晴らしい本。こういう本が欲しかった。打鍵時のピアニストと初心者の筋肉の使い方の違いや、タッチの差による同一音量での倍音成分分析など、きわめて画期的な実験成果が紹介されている。参考文献リストからもクオリティの高さが分かる。歴史に残る名著。著者の活動自体が誠に意義深く、続編に期待。
最後の戦い [DVD]
世界が廃墟となった未来の話です。
生き残った男達が匿われたたった一人の女をめぐって争う。
でもべつにラブストーリーでは全然ないです。
台詞・ナレーションが一切なしってことで、内容を理解するのが難しく前半は辛いものがあります。^^;
しかし、愚かな人類の惨めな末路を白黒の中で実に印象的に描いた作品で、
社会や情緒や人間性や様々なことが破綻した現代に生きる者として、観ていてとても惨めな気分になってきます。
こういう未来がきてもおかしくないなと思ってしまう自分がいるからです。
そういう意味で、解り難いですがとてもメッセージ性の強い作品です。
一度は観てみてもいいかもしれません。^^
<イラスト図解>病院のしくみ
私は学生の頃に購入し、大変重宝しました。
私自身MRですが、今見てもやはり簡潔にわかりやすく病院のしくみがまとめられています。
医療系や製薬系を目指す学生の方やまた一般向けとしても十分に通用する内容かと思います。
内容もかたよった表記は少なく、煽るような表現も少ないです。
是非、ご一読を。
Panasonic SSDポータブルカーナビステーションオプション アンテナ変換ケーブル CA-PANX1D
これを買ったら受信感度100%になりました。
カーナビがキッチンのテレビとして大活躍しています。
録画もできて超便利。
カーナビが家でも車でも使えてお得感バツグン。
THE SUN (通常盤)
佐野元春、5年振りとなる新作アルバム。
この5年間、いや90年代前半の相次ぐ両親、妹さんの他界などご不幸が相次いだこの10年の佐野元春自身の紆余曲折を吹き飛ばすような、爽やかさと力強さ、優しさに満ちた作品だ。
月夜から夜明け、そして太陽へと続く流れは、佐野元春自身のここまでの道のりを暗示しているかのようだ。14曲全てが一級のポップソングであり、無駄がない。佐野元春、キャリア25年目での最高傑作といって間違いない。
このアルバムでは30代の子供を持つ男性を描いた「希望」や、同じく子供を持つシングルマザーを描いた「レイナ」など、十代の頃、80年代の佐野の音楽を聞いて成長した人々の日常の喜怒哀楽、そうした人々を励ますような曲が多く収められている。
佐野は、「10代のための音楽だけじゃなくて、20代、30代の人々を歌い、励ますような音楽が日本にあってもいいんじゃないかと思う」と言っている。
実際このアルバムは、夢見る頃を過ぎても、毎日をやりくりして何とか今日を生きようとする人々を励まし、明日を生きよう、と思わせる作品だ。私自身30代であり、そんな音楽に励まされて生きることが出来たら、どんなに素晴らしいだろう、と思う。
大切な誰かのために、「この命を支えきれるだけの愛を抱きしめていこう」、「愛しいあの人に 夢を見る力をもっと」と歌う。こんな強烈な愛の歌は今まで聴いたことがない。「月夜を往け」や「太陽」の前では、どんな甘いラブソングも色褪せる。
佐野は続ける。
「このアルバムのテーマは、”夢見る力を、もっと”。僕たちは夢見る力を失ったら生きていけない。そして夢見ることは誰にも止められない」
20代、30代に限らず、全ての夢見る力を必要とする人々に聞いてもらいたい作品だ。